タイ・バンコク(Bangkok)郊外で、支持者に手を振る憲法裁判所から失職を言い渡されたインラック・シナワット(Yingluck Shinawatra)首相(右、2014年5月7日撮影)。(c)AFP/PORNCHAI KITTIWONGSAKUL 【5月7日 AFP】(一部更新、写真追加)タイ憲法裁判所は7日、インラック・シナワット(Yingluck Shinawatra)首相が2011年に高官人事をめぐって権力を乱用したとして憲法違反に問われた裁判で、首相の権力乱用を認める判断を下し、シナワット首相は失職した。 これを受けてタイ暫定内閣は同日、直ちにニワットタムロン・ブンソンパイサーン(Niwattumrong Boonsongpaisan)商業相を暫定首相に指名した。 裁判は、インラック首相が2011年に当時の国家安全保障会議の事務局長を異動させた人事は権力乱用だとして、反首相派の議