タグ

2010年8月25日のブックマーク (11件)

  • 中野さん、語る - 記憶の彼方へ

    サフラン公園の東屋で横になって涼んでいる人がいた。簡易枕持参だ。さすが、やっぱり、中野さんだった。私の敬愛する町内の世話役の一人。その行動力、活動範囲は傑出している。老人から子供まで、町内で中野さんの顔を知らない人はおそらくいない。東北訛りのように聞こえる柔らかい話し方も魅力的だ。私もひと休みがてら隣に座って話した。風太郎時代からの顔なじみだが、いつも仲間の人達の輪の中にいて、まともに話す機会はいままでなかった。驚いた。故郷は利尻島だという。よく人から東北出身と間違えられるが、自分の言葉は島で自然と習い覚えたものだ。島に東北出身の人間が多かったことや東北と行き来する人間が多かったせいではないかという。中野さんは漁師の家に生まれ、昭和30年頃までは自分も漁師をやり、畑もやった。突然魚が来なくなり、漁師は止め、いろいろとあった末に札幌にやってきた。札幌暮らしは40年になる。この土地は20年。と

    中野さん、語る - 記憶の彼方へ
    freedomcat
    freedomcat 2010/08/25
    "私の敬愛する町内の世話役の一人。その行動力、活動範囲は傑出している。"
  • ハーバード白熱教室ノート Top

    About NHK教養番組『ハーバード白熱教室』を視聴し、ノ ートを取り、議論を再検討し、復習課題に取り組んだウェブサイトです。 『ハーバード白熱教室』は、ハーバード大学マイケル・サンデル(Michael Sandel)教授による政治 哲学の講義『Justice』全24コマを、教授と学生のやり 取りを軸として1時間×12回に編集した番組です。 更新情報 2010-08-27 サンデル教授の来日講演(早川書房・他が主催)がありました。 2010-08-25 「ハーバード白熱教室 in Japan」が開催されました。 2010-08-21 再放送(3回目)が終りました。 2010-08-17 「再検討」「復習」の作成を完了しました。(今後も修正は続けます) 2010-08-14 再放送(2回目)が終りました。 2010-08-13 ガイドブック『セイギのつくり方。』(無料 /PDF/54ペー

  • 住基カード詐取にどう対応する ? | スラド セキュリティ

    TOKYO Web の記事によると、偽造運転免許証を使って住民基台帳カードを詐取する事件が都内で相次いでいるようだ (都内では少なくとも 11 区で 27 件 (未遂を含む) 発生しているとのこと) 。 住民票の転出・転入届けの甘さと、転出後は役所の通知は転出先に届けられるため人が気づきにくい事を利用しているようだ。また不在老人の存在が多く確認されているように、人の状況次第ではまったく気がつかないことも考えられる。この手口かどうかわからないが、不正に取得された住民基台帳カードによりソフトバンクも被害を受け、住基カードを個人確認書類として扱わない方針になったようだ (孫社長のつぶやき) 。 この手の被害に遭うと、たとえば年金等の請求も転出先に届く。最近、税金の通知が来てないなとか思い当たる節はありませんか ? 年金支払いに空白期間が出来ると悲しいですよ。この犯罪手口、被害に気がつくタ

    freedomcat
    freedomcat 2010/08/25
    個人情報保護法では、本人に関する個人情報については、本人から求められた場合は「遅延無く開示」することが定められてる(第二十五条)
  • ページへの深い眼差し - 記憶の彼方へ

    工藤さんが大変稀少な『日の近代活字 木昌造とその周辺』(近代印刷活字文化保存会、2003年)を不要だからと言って私に譲って下さった。昼休みにわざわざ届けて下さった。なんと工藤さんはかつて印刷業界で働いていらしたという。その関係で手に入れられたそうだ。書は市販されていない。私は以前この重厚大型図書館から借出してむさぼり読んだのだった。工藤さんは、私がともすればテキストだけに目を奪われがちな傾向に抗して、活字や組版や印刷など書物の唯物的位相、つまり「ページネーション」に関する記事をある時期に連発していたのに目を留めて、嬉しくなって、ちょうど処分にも困っていたので、私に譲ってくださったのだった。こんな嬉しいことはない。 書の最後に鈴木宏光が司会を務める「書物の様式とメディア性 活版印刷によるその変容」と題した討議が載っている。討議に参加しているのは高木元、府川充男、雪嶋宏の三氏である

    ページへの深い眼差し - 記憶の彼方へ
  • 『物語のディスクール』

    ジェラール・ジュネット, 花輪 光, 和泉 涼一物語のディスクール―方法論の試み (叢書記号学的実践 (2)) のっけから「後説法、先説法」という言葉が出てきて、それぞれ、現在の語りの間に過去の話をはさみこんだ部分を後説法、未来の話をはさみこんだ部分を先説法と呼ぶんですが、わかりにくいですね。日語の場合、「先の話」というと未来のことですが、「後の話」と言ってもやっぱり未来のことなんですね。過去は「前の話」です。でも「後ろを振り返らない」場合の後ろは過去で「前に進む」場合の前は未来です。フランス語でどう表記するのであれ、時間的順序を表すのに日語で「後-先」という漢字をセットで使うのは混乱を招くだけです。それぞれ「回顧法、予見法」と訳すことをここで提案したいですね。回顧法(後説法)というのは、主人公がしんみり過去を回想したりするようなことだし、予見法(先説法)というのは、「彼女はこの後、大

    『物語のディスクール』
  • 忘れもしない今年の5月18日。 武蔵野赤十字病院、循環器科の医師から次のような宣告を受けた。 「膵臓ガン末期、骨の随所に転移あり。余命長くて半年」 妻と二人で聞いた。二人の腕だけでは受け止められないほど、唐突で理不尽な運命だった。 普段から心底思ってはいた。 「いつ死んでも仕方ない」 とはいえあまりに突然だった。 確かに兆候はあったと言えるかもしれない。その2~3ヶ月前から背中の各所、脚の付け根などに強い痛みを感じ、右脚には力が入らなくなり、歩行にも大きく困難を生じ、鍼灸師やカイロプラクティックなどに通っ

    忘れもしない今年の5月18日。 武蔵野赤十字病院、循環器科の医師から次のような宣告を受けた。 「膵臓ガン末期、骨の随所に転移あり。余命長くて半年」 と二人で聞いた。二人の腕だけでは受け止められないほど、唐突で理不尽な運命だった。 普段から心底思ってはいた。 「いつ死んでも仕方ない」 とはいえあまりに突然だった。 確かに兆候はあったと言えるかもしれない。その2~3ヶ月前から背中の各所、脚の付け根などに強い痛みを感じ、右脚には力が入らなくなり、歩行にも大きく困難を生じ、鍼灸師やカイロプラクティックなどに通っていたのだが、改善されることはなく、MRIやPET-CTなどの精密機器で検査した結果、いきなりの余命宣告となった次第である。 気がつけば死がすぐ背後にいたようなもので、私にはどうにも手の打ちようもなかったのだ。 宣告の後、生き延びるための方法をと模索してきた。それこそ必死だ。 頼もしい友

    忘れもしない今年の5月18日。 武蔵野赤十字病院、循環器科の医師から次のような宣告を受けた。 「膵臓ガン末期、骨の随所に転移あり。余命長くて半年」 妻と二人で聞いた。二人の腕だけでは受け止められないほど、唐突で理不尽な運命だった。 普段から心底思ってはいた。 「いつ死んでも仕方ない」 とはいえあまりに突然だった。 確かに兆候はあったと言えるかもしれない。その2~3ヶ月前から背中の各所、脚の付け根などに強い痛みを感じ、右脚には力が入らなくなり、歩行にも大きく困難を生じ、鍼灸師やカイロプラクティックなどに通っ
  • 車輪樹法

    イントロダクション:貴重な解析結果を無駄にしないために 信頼度の低い枝を含んだ進化系統樹を作ったことはありませんか? 近年の大規模な配列データの蓄積によって,進化系統解析は生物学における「日常的作業」となりました. 進化を直接の主題としない研究において,これらの解析結果を用いた議論を要求されることも少なくありません. 実は進化系統解析において,一つの確かな系統樹が推測されることは多くありません. むしろ一般に,複数の候補系統樹群が作成されます. 特に近年では,全配列情報であるゲノム情報を用いた解析を行った場合でも,この曖昧性を解消できないことが多いことが明らかになってきました. このことは,進化系統解析において曖昧性が不可避であり質的なこと,すなわち, 一般に進化系統関係は単一の系統樹によってではなく複数の可能な系統樹群として表現され,理解されるべきであること,また, 古典的な分岐のみを

  • ジェラール・ジュネット - Wikipedia

    ジェラール・ジュネット(Gérard Genette、1930年6月7日 - 2018年5月11日[1])は、フランスの文学理論家。 パリ生まれ。1954年に高等師範学校で高等教育教授資格を取得して教職に就き、1967年から定年まで社会科学高等研究院に勤めた。文学作品を客体的なテクストとして捉えた上で、言語学や記号学、修辞学の成果を採り入れながら、テクストの文学性を解明していった。 日語訳のみ 『物語のディスクール 方法論の試み』花輪光・和泉涼一訳 書肆風の薔薇 叢書記号学的実践 1985 『物語の詩学 続・物語のディスクール』和泉涼一・神郡悦子訳 書肆風の薔薇 叢書記号学的実践 1985 『アルシテクスト序説』和泉涼一訳 書肆風の薔薇 叢書記号学的実践 1986 『フィギュール』全3冊 / 花輪光監訳 書肆風の薔薇 叢書記号学的実践 1987-91 『ミモロジック 言語的模倣論またはク

  • 物語論(ナラトロジー) - Wikipedia

    この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注による参照が不十分であるため、情報源が依然不明確です。 適切な位置に脚注を追加して、記事の信頼性向上にご協力ください。(2021年5月) 物語論(ものがたりろん、ナラトロジー、英: narratology)は、物語や語りの技術と構造について研究する学問分野である。 物語論には、大きく分けて二つの潮流がある。物語の内容の類型に関心を向けるものと、物語的言語表現(しばしば「言説」と呼ばれる)の形式に関心を向けるものである[1]。前者はロシア・フォルマリズムに始まり、構造主義と関連を持つ。後者は、古くは古代ギリシアのアリストテレスの『詩学』、プラトンの『国家』にまで遡るが、現代では通常、20世紀初頭以降の英米やドイツ、フランスの物語論研究のことを指し、ロシア・フォルマリズムの理論の西欧への紹介を経て、1970年代前後にジェラール・ジュ

  • ツイッター? Facebook? でも結局ブログがなくてははじまらない

    ツイッターや Facebook が人気を集めている中、それでも結局はブログをもっていなければアウトプットをしたことにならないという話題がアメリカのネット界でとりざたされています。 きっかけは私もいつも聞いている TWiT ネットキャストの主宰者 Leo Laporte のこのブログ記事です。 彼はふだん Buzz can Tweet というサービスを利用して Google Buzz の書き込みをツイッターにおくっていましたが、なんらかの手違いでそれが気づかないうちに数週間オフになっていました。 しかし奇妙なことに、彼の 22 万人のフォロワーはそれに気づかず、その数週間のあいだ Leo は誰もいないがらんどうの廊下にむかって大声でつぶやいていたも同然だったそうです。次のこの下りがいちばん共感できます。 I should have been posting it here all along

    ツイッター? Facebook? でも結局ブログがなくてははじまらない
  • Server error

    freedomcat
    freedomcat 2010/08/25
    エンゲキ/エスノメソドロジー