パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で、50日近くに及んだイスラエル軍との戦闘が停戦に至ったことを受け、パレードを行ったイスラム原理主義組織「イスラム聖戦(Islamic Jihad)」の戦闘員ら(2014年8月29日撮影)。(c)AFP/ROBERTO SCHMIDT 【8月30日 AFP】イスラエルと無期限の停戦で合意したパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で29日、数千人の戦闘員らが地区内をパレードし、恒久的な停戦に向けた最終合意の見通しが不透明な中、「再武装」を加速化させることを明言した。 双方が26日に停戦に合意して以降、静けさを取り戻したガザ地区では市民が生活の再建に向けて動き始めている。今回の戦闘は50日近くに及び、死者数はここ数年で最多となった。イスラエルと、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)は、いずれも自らの勝利を主張し