パレスチナ自治区ガザ(Gaza)地区の国連(UN)が運営する学校校庭に並ぶパレスチナ人の子どもたち。イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)とイスラエルの戦闘によって家を失った数百家族が、現在この学校で避難生活を送っている(2014年8月24日撮影)。(c)AFP/ROBERTO SCHMIDT 【8月25日 AFP】パレスチナ自治区ガザ(Gaza)の学校では24日、新学年が始まり、数十人の生徒たちが早朝から校庭に並んでパレスチナ「国歌」を斉唱した──。ただ同日、授業が始まることはなかった。 登校した生徒らは、イスラエル軍による48日間の軍事作戦で死亡した2100人以上の犠牲者に対して弔意を表すため、アル・ファティーハ(Fatiha)と呼ばれるコーランの第一章を朗唱した。 その後生徒たちは、戦闘によって住む家を失った人々が肩を寄せ合って生活する教室へと戻っていった。 「学校の中で暮らさなけ
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