これはあまりに稚拙だ。東京電力が提出した供給計画に福島第一原発7号機、8号機の増設が盛り込まれていたという。 これが体質だが、体質というのは、新しい環境変化に対し行動を変えるということができないことをあらわしている。組織的な硬直性がそれをさらに強化している。 もちろん本気でこれを実現するなど毛頭考えておらず、これはやばい、と思っているのだが、お役所に提出しなければならない書類は期限までに退出しなければならない、その書類を書き直す時間はない、新しい計画は決まらない。だから、あえてそのまま出しておくが、実現を意図したものでは全くない、ということだろう。 普通なら、現状では見直す状況にないので、提出の延期を願えばそれで済むのだが、その行動ができないということだ。だから、実は本質的にはあまり深い意味はない。ただ、自らの首を絞めることは間違いない。 だから彼らは悪い人たち、悪い組織というより、稚拙な