福岡市のJR博多駅近くの路上で昨年7月、警察官を装った複数の男に約6億円相当の金塊が盗まれた事件で、福岡県警が実行犯とみられる6人を特定し、近く窃盗容疑で逮捕する方針を固めたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。事件後、金塊の一部は業者に売られており、県警は換金に関わった男3人も盗品等処分あっせん容疑で逮捕する方針。県警は、ほかにも関与した人物がいる可能性も含め調べを進める。 ⇒【画像】金塊取引事件が多発、なぜ福岡? 福岡市内では4月20日、会社員男性(29)が銀行から引き出したばかりの金塊の買い付け金約3億8400万円を3人組の男に奪われる事件も発生しており、県警は福岡を舞台にした「金塊ビジネス」の実態解明を目指す。 捜査関係者によると、6人は昨年7月上旬、同市博多区のJR博多駅筑紫口近くの路上で、被害男性らが所持していた金塊百数十キロが入ったアタッシェケースを盗んだ疑いが持た
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