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ブックマーク / goldhead.hatenablog.com (9)

  • 台無しの人生 - 関内関外日記

    人生が台無しになる、とは言う。ただし、台が無くなったあとの人生についてはあまり語られない。死んでしまう人もいるだろうが、死なないで生きている人もいるだろう。台が無い人生。 首には縄がかかってる。台が無いが、かろうじてつま先を伸ばせば地面に届く。手は縄が首にい込まないようにふさがっている。こんな状態でぶらぶらしながら体勢をなんとか維持して、呼吸をなんとか維持して……。こんなことでは自分の足で立ち、歩き出すこともままならない。両手を使ってなにかを作ることもできないし、なにより頭を使う余裕がない。 おれの人生はいつ台無しになったのか。考えてみてもよくわからない。大学を出ていれば少しはましだったろうか。それよりも、もっと学校とかいうところに順応して、人間関係というものを築けていれば別だったろうか。あるいは、家族というものともっと親密であればよかったのだろうか。考えてみてもきりがない。 台がある人

    台無しの人生 - 関内関外日記
  • 横浜をめぐる架空会見記 - 関内関外日記

    神奈川県警港南署は22日、県迷惑行為防止条例違反(卑わいな言動)の容疑で、横浜市栄区に住む同市立中学校の教諭の男(24)を書類送検した。容疑を認めているという。 送検容疑は、8月31日午後11時50分ごろ、同市港南区の路上で通行人の自営業の男性(28)に下半身をさらし、手でいじるなどしたとしている。 同署によると、男は「立ち小便を装ったら(自営業男性が)上着を脱いだので、自分に気があると思った」などと話しているという。自営業男性はラーメンべた直後で、暑くて脱いだだけだった。 http://sankei.jp.msn.com/region/news/131022/kng13102219110002-n1.htm 教諭は目隠しをされ、学生用の机に座らされている。両手両足はそれぞれパイプと結束バンドで締めあげられている。 おれは一発胸のあたりに蹴りをくれる。バランスを崩して椅子ごと後ろに倒れ

    横浜をめぐる架空会見記 - 関内関外日記
  • 学校なんてものは自殺練習所にすぎない - 関内関外日記

    お知らせ : 京都新聞 こんなん読むと胸糞悪くなる。だいたい、こんなん同根で、学校以外の世界が小学生にも教師にも開けてねえからだろ。いじめられてるやつに逃げ場は見えないし、教師はクラスの中で処置しなきゃいけねえと思い込んで、こんなことになる。もういいから、とっとと学校行かなくていいような感じになれ。親も学校とか行かせるな。小学校なんかで学ぶことなんてねえよ。逃げ場のない教師が逃げ場のない生徒相手にした閉鎖世界、心殺し、人殺しのクソ舞台だ。仕組みっつーのか、構造っつーのか、システムっつーのか、おれにはよくわかんないけど、なんかもう根的に間違ってる。 だからさ、たとえばイジメ問題とかで、校長やらなんやらが出てきて必死に否定して、「おまえら人間かよ」みてえな論調になるし、おれもそういう気持ちになるけどさ、たとえばそいつら自身だってそう見られるのわかってんじゃん。それなのに、ああする、ああ保身す

    学校なんてものは自殺練習所にすぎない - 関内関外日記
  • 鯨の肉を買ってお好み焼きにしてしまう人生 - 関内関外日記

    めずらしく安く鯨の肉を売っていたのだから思わず買ってしまったのだけれども、竜田揚げにするのはたいへん好きなのだけれども今夜は面倒で、結局のところこうなりました。 はい、お好み焼き。わたしは独り暮らしをはじめて十年になるかどうかわからないけれども、ほとんどの夕は自炊で、ほとんどの夕お好み焼きなのです。お好み焼きはたいへんダイエットにも優れたメニューといえ、なにせ粉の量を決めて作って焼いてしまえば、おかわりしようという気にまったくならないというところが最大の利点ですし、たくさんの野菜もとれるし、肉なども薄切り数枚なのだし、卵なんかも一個摂取できるから、ともかく完全だと言い切ってしまいたいくらいなのです。ソースやマヨネーズなんてたいしたカロリーじゃないでしょうに。ちなみに、ソースはオタフクでなくブルドック、マヨネーズは味の素に限るのだけれども、具材なんかは自由自在で、キャベツが高ければ玉

    鯨の肉を買ってお好み焼きにしてしまう人生 - 関内関外日記
    frivolousman
    frivolousman 2012/05/09
    「機械になりたい」願望。
  • リアルが殺したネットを嘆くお前の同一性のある名前が俺のネットを殺したって言う俺に同一性のある名前があるという矛盾 - 関内関外日記

    http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20111124/1322071507 このあたりの「インターネット」の話題にまったく乗れない。おれはテキストサイト界隈というものをまったく知らないし、はてな村というものがあるならば、それが一番それらしかったであろうころも知らないからだ。そんなインターネットがどこにあったのか、まるで見当がつかない。 (※以下、老害おじいちゃんの回顧、古参自慢。昔拾ったエロ画像とかも貼ってない) かといって、おれがそれらの後にネットを見始めたかというと、そうでもない。1995年ころには父のMac、父のアカウントでNiftyのパソコン通信をのぞき見くらいはしていたはずだ。サニーブライアンの皐月賞の馬連で自分のパソコンを手に入れ、alt.binaries.pictures.eroticaなんたらを漁ってエロ画像を集めていたりもしたし、いろい

    リアルが殺したネットを嘆くお前の同一性のある名前が俺のネットを殺したって言う俺に同一性のある名前があるという矛盾 - 関内関外日記
  • ぼくがブログを書いている場所 - 関内関外日記

    ぼくは、というか、ぼくたちは、ささやかなブログを書いてきた。ぼくたち、すなわちジョンとレノンとショーンとマッカートニーとレオンとレロンのリー兄弟のユニットは、わりあい多くの記事を、それなりに仲違いせずに書いてきた。そのブログは、だれにも顧みられることもなく、注目されることもなかったし、毀誉も褒貶もなく、ただただ書きつづけれられていった。はじまりもなければ終わりもなかった。原因も結果もなかった。結実することはずっとないとわかっていた。 そのうち、おもに自転車について書くジョンが抜けるといい、写真を担当していたビッグ・レオンとジュニア・レオンのレオン兄弟も抜けると言い出した。みなそれぞれに合致するところと決して合致しないところがあって、ついに合致しないことがわかってしまって、ついにはついにぼくらはばらばらになってしまった。 そうしてぼくは先生のところの世話になった。先生の建物のエレベーターは、

    ぼくがブログを書いている場所 - 関内関外日記
  • この春、競馬を始めたい人たちへの東京競馬場ガイド - 関内関外日記

    皆さんは、競馬にどんなイメージを持っているでしょうか? よく知らない人にとっては、「怖そう」、「臭そう」、「トイレの中で負けたおっさんが競馬新聞に‘お馬で人生アウト’と赤ペンで書きつけて自殺してそう」など、あまりよくないイメージを持っているかもしれません。 しかし、今の競馬は違います。的場文男の奥さんがパドックで丼を投げつけられる夫の姿を見て「騎手を辞めてほしい」と懇願したころとは違います。その証拠に、僕はパドックで丼が投げつけられるのを見たことがありません。 とはいえ、僕もそんなに詳しいわけじゃありません。東京競馬場に来るのも3度目か4度目です。でも、競馬ってとっても楽しいんですよ。 見てください、この広いコース。ここで、東京ダービーや東京スプリント、東京競馬場グランドオープン記念といったビッグレースが行われるそうです。この日に行われたのはしもつけ皐月賞というレースで、今テレビコマーシャ

    この春、競馬を始めたい人たちへの東京競馬場ガイド - 関内関外日記
  • 自殺の国に生きる若い君たちへ - ○内○外日記マイナス

    昨年の自殺者は前年を596人上回り、1978年に統計を取り始めてから5番目に多く、12年連続で3万人超となった。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100513-OYT1T00430.htm こんにちは、みなさん。私は今年で31歳になる、一応は、この国の成人男性です。みなさんから見ればけっこうなおじさんかもしれませんが、私としてはまだまだ若いようにも思っています。そんな私がみなさんに伝えたいことがあって、ここでこうして課外授業をはじめようと思います。 それにしてもみなさん、よくもまあろくでもない時代に生まれてきたものですね。まったくこのろくでもない世界の、しょうもない時代に生まれてきた。 なるほど、ある人は「子供はこの国の宝だ」だとかなんだとか言うでしょう。しかしみなさん、少子化対策なんてものが、なんで行われているかわかりますか? この国に労

    自殺の国に生きる若い君たちへ - ○内○外日記マイナス
    frivolousman
    frivolousman 2011/04/16
    良い文章。心が洗われる。
  • 感傷と追憶の昭和史〜リアル大正野球娘に聞く〜 - 関内関外日記

    祖母いずこ 感傷と追憶の湘南行き。そこで、またひとつ向き合わねばならない存在があった。鎌倉の家でともに暮らしていた父方の祖母である。一家離散ののち、彼女はアパートで独り暮らしをしている。独居老人である。週末には私のおじが泊まりに戻るが、生まれてはじめての独り暮らしをしているのだ。 その祖母と会ったのは、離散後一回きりである。一度だけたずねたことがある。母と弟と一緒だった。何かの用事のついでだった。ちょっと顔を見せるという程度だった。別れ際はさみしそうだった。それっきりだった。それっきりなのは、ある種のわだかまりがあるというのも心だし、たんに面倒くさいから、というのも心だ。 だが、今回、自転車でモノレールの下を走り、失われた我が家を訪れるのに、その通り道に住む祖母に会わないわけにはいかない。こんな機会がなければ、会うこともない。 私は意を決して、細い路地に入った。入って、適当に進み、気づ

    感傷と追憶の昭和史〜リアル大正野球娘に聞く〜 - 関内関外日記
    frivolousman
    frivolousman 2009/07/29
    なんかアレ、血筋がいいというか、ハイソサエティーという感じ。
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