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ブックマーク / tadanorih.hatenablog.com (5)

  • 「私は貝になりたい」の原作部分 - 虚構の皇国

    映画やドラマになった「私は貝になりたい」だが、紆余曲折を経てその「原作」とクレジットされるに至った、加藤哲太郎による「遺書」が掲載された『あれから七年――学徒戦犯の獄中からの手紙』(飯塚浩二編、光文社、1953年)を入手した。加藤は書で「志村郁夫」の筆名を使い、さらにこの「遺書」も「志村」が獄中で拾った「赤木衛生曹長」のものであるとしている。けれども、詳細なスガモ獄中での描写などからして、加藤自身の実体験が反映されたものであり、ことに「私は貝になりたい」の一節は、加藤自身の叫びであったということをみてとることができるだろう。 「私は貝になりたい」の一句はあまねく知られているが、その前後は次のように綴られていた。 天皇は、私を助けてくれなかった。私は天皇陛下の命令として、どんな嫌な命令でも忠実に守ってきた。そして日頃から常に御勅諭の精神を、私の精神としようと努力した。私は一度として、軍務を

    「私は貝になりたい」の原作部分 - 虚構の皇国
  • 「日独伊防共トリオ」東海林太郎 - 虚構の皇国

    twitterで教えてもらったネタですが、いやあこの曲は知りませんでした。 動画中に、以前tumblrに放流したのと同じ紙くずの画像が出てくるのもご愛嬌。 長田幹彦:作詞、阿部武雄:作曲。昭和十三年。 搾取なき平等の仮面に隠れ 文明と共栄に叛逆す コミンテルン 悪の指令の飛ぶところ 骨肉相喰み、戦禍は躍る みよやスペイン、抗日支那を。 条約の重圧と、呪いの鉄鎖 断ち切りて敢然と蘇生せる ナチスドイツ 「ハイル・ヒットラー」獅子のごと 鉄血争覇の、気魄に燃ゆる みよや満身、威力の権化。 ファシストは陰謀の、赤禍を討ちて 再生の太陽と仰ぐなり ムッソリーニ 地中海をば制圧す 銀翼無敵ぞ、歴史は帰る みよや燦爛、ローマの栄華。 欧亜をば貫きて、大道開け 人類の繁栄は今よりぞ 制覇トリオ ローマ、ベルリン、東京の 防共塁壁、枢軸堅し みよや黎明、三大星座。 これは燃える。たしかに探求盤にする価値ア

    「日独伊防共トリオ」東海林太郎 - 虚構の皇国
  • 引き揚げられた伊第三三号潜水艦の写真 - 虚構の皇国

    吉村昭『総員起シ』に描かれている、悲劇の潜水艦伊第三三号。詳しくはWikipediaの当該記事を参照されたい。訓練中に沈没し、多数の犠牲者を出したこの呪われた潜水艦の最後の姿が、解体現場となった日立造船因島工場の関係者によって記録されていた。広島出身の友人の教えてもらったのだが、なかなか感慨深いので、備忘録として掲載します。 以下、悲運の伊33号潜水艦 三庄ドックでの最期の姿 読者から寄せられた写真 ( せとうちタイムズ )から引用。 いずれも撮影は昭和28年8月、とある。 撮影現場となったドックは、すでに埋め立てられてその痕跡も失われている。>>現場付近の航空写真 総員起シ (文春文庫) 作者: 吉村昭出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1980/12/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (3件) を見る

    引き揚げられた伊第三三号潜水艦の写真 - 虚構の皇国
    frivolousman
    frivolousman 2011/10/25
    …化け物のような潜水艦だな…
  • 悶絶!櫻井よしこ女史の着ボイス&待ち受け画像「日本の領土」 - 虚構の皇国

    SAPIO誌の読者プレゼントなんだって! via 琴線探査 http://kinsentansa.blogspot.com/2011/01/sapio.html うわーSAPIO読者のハートわしづかみですなあ。これは結構強烈な攻撃ですね。 しかも着ボイスで「日の領土です」なんて、意味不明で脳味噌が混乱します。 「熟女フェチ」&「領土フェチ」二つの趣味をカバーする、かなりハイレベルな変態紳士御用達と見た。 bogusnewsの主幹に教えてあげなくっちゃ

    悶絶!櫻井よしこ女史の着ボイス&待ち受け画像「日本の領土」 - 虚構の皇国
  • 頭テカテカの若者に激怒 - 虚構の皇国

    戦う国の首都、東京 公務で久し振りに上京したが、ブラブラしている人間の多いのには驚き入った。……倅に連れられて喫茶店に行ったが、二十台の若い者が、同年配の者は手に銃を、ハンマーを、鍬を把っているのに、頭をトンボのようにテカテカさせて、平然としてコーヒーを運んでいる様にはまったく腹が立った。わしの見方は、皮相的かも知れないが、決戦下の首都東京が、こんな有様では困ったものだ。七百万市民の猛省を切望する。(老村長) (『週報』昭和18年1月13日号 「通風塔」コーナーへの投書) トンボはそんなに頭がテカテカしてる昆虫であろうか? というところが個人的には気になるが、そんなくだらないことはさておき、この「老村長」氏の憤激は、古代から人類の習慣として根付いてきた「最近の若いモンは……」的愚痴、都市に収奪される地方人の怒り、そして「決戦下なのにたるんどる」的銃後引き締めヒステリーの見事な三重奏であろう

    頭テカテカの若者に激怒 - 虚構の皇国
    frivolousman
    frivolousman 2009/11/11
    昭和20年でもいたでしょ。
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