松島みどり法相は2日、赤いストールを着用して本会議に出席したことを野党が問題視していることに対し、着用していたのは「スカーフ」としたうえで「女性が洋服にセットで付いているスカーフを巻くことは、(参院規則にある)『外套および襟巻きの禁止』にはまったく当たらない。日本の女性のファッションからスカーフというものを全部追放したいとおっしゃる方なら、そうでしょうけど」と反論した。国会内で記者団の質問に答えた。 次世代の党のアントニオ猪木参院議員は規則を受けてトレードマークの赤いマフラーの着用を断念しているが、松島氏は「マフラーはだめですよね。女性のファッションのためのスカーフとマフラーは違う」とも述べ、違いを強調した。