一人の中年女性が夕ぐれどきにチャウチャウを散歩に連れて歩いていた。 そこへ、ベロンベロンに酔っ払った男が、ふらふらしながら向こう側から歩いてきた。 酔っ払いの男は、女性に連れられて散歩しているチャウチャウとちょうどすれ違うタイミングで、どうしてもがまんできなくなり、いきなり吐きはじめた。 そして、その嘔吐物がチャウチャウの全身に降りかかった。 思いっきり吐きまくった酔っ払いは、我に返った。 目の前には、嘔吐物まみれになったチャウチャウがいた。 酔っ払いは、驚いて叫んだ。 「お、おれは、こんなものまで食べていたのか!」