Sapphireの公式サイトに掲載された、音楽に合わせて踊る2体のロボットの動画(記事末に転載)を見ると、頭部は監視カメラになっている。これで客をモニターしているかどうかは不明だ。 米Recodeによると、これらのロボットは英国のアーティスト、ガイルズ・ウォーカー氏によるもの。同氏がこのロボットの頭部に監視カメラを乗せたのは、英国におけるカメラによる監視社会への問題提起の意味もあるようだ。同氏はこうした監視カメラを「機械的な出歯亀」と呼び、これらにインスパイアされてセクシーなものに監視カメラを組み込むことを思いついたという。 同氏はこのロボットをセックスではなく、「のぞき」をテーマに作ったが、結果的に“ロボットのポン引き”になってしまったことに不平は言わない、とRecodeに語った。 関連記事 「『人間研究』の先に見えたロボティクス技術」――ホンダ、「CES 2018」でロボットのいる社会