セルビアの首都ベオグラード市内の公園で、儀仗兵が見守るなか除幕されたガブリロ・プリンツィプの銅像(2015年6月28日撮影)。(c)AFP/ANDREJ ISAKOVIC 【6月29日 AFP】セルビアの首都ベオグラード(Belgrade)で28日、101年前にオーストリア皇太子夫妻を暗殺したセルビア人青年ガブリロ・プリンツィプ(Gavrilo Princip)の銅像の除幕式が市内の公園で行われた。 101年前の1914年6月28日、当時19歳だったプリンツィプはオーストリア・ハンガリー二重帝国領だったボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ(Sarajevo)でオーストリアのフランツ・フェルディナント(Franz Ferdinand)皇太子夫妻を殺害。これが第1次世界大戦(World War I)のきっかけになったとされる。しかしセルビアでは愛国者として英雄視する人も少なくない。(c)AFP