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ブックマーク / takedanet.com (2)

  • 武田邦彦 (中部大学): 人の命をお金で買えるか?

    文化の中で生活をしていると,「犯罪をお金で買う」ということを思い浮かばないのですが,アメリカでは普通のことです. 今から30年ほど前,ビッグ3と言われるアメリカの自動車会社の一つ,伝統あるフォードがピントという名前の小型乗用車を開発して販売しました. ところが,後部のガソリンタンク付近に設計の間違いがあり,追突されるとガソリンタンクが破裂して火災になり,乗っている人がやけどをしたり,ひどいときには死亡事故になることがわかりました. 事実,発売からまもなくして,追突されたピントが火を噴き,運転手が死亡,同乗者が大やけどを負うという事件が起きたのです. フォードの社内では事故の原因の検討が行われれ,設計のミスが分かりました. 当時,フォードの自動車安全担当重役は次の内容の書類を作って,結論としていました. 一, もし,事故が起こらないように車両を改善すると130億円の追加費用がかかる. 二

    fromdusktildawn
    fromdusktildawn 2008/12/22
    それがいやなら、命の単価を上げて「死亡や負傷した人に払うお金」が1000億円になるようにすればいいんじゃね?そのかわり、自動車で運ばれるあらゆるものの値段が高額になって人々の生活は相当貧しくなるけど
  • 武田邦彦 (中部大学): 温暖化の懐疑論

    温暖化には大きな疑問が三つある。一つは「温暖化しているのか?」ということ、第二には「温暖化の原因はなにか?」、そして三番目に「温暖化でなにか悪いことが起こるのか?」ということだ。 今、この3つを整理している。温暖化は環境問題の中でも重要なもので、専門家としてはしっかり調べてできるだけ正しい情報を提供しなければならないと思う。 調査する上で困難なことがある。一つは「政府予算を使った研究」の存在である。国立環境研究所や東大などの研究機関は「研究」と言う名を冠してはいるが、方向性が強く、そこから出るデータは信頼できない。 学問というのは方向性を持ってはいけない。 学問が扱うどれもが、「人間の頭の間違いを直す」と言う意味があるので、研究する前から方向性を決めるということができないというコンセンサスがあるからだ。 だから、まず「温暖化している」とか「温暖化は恐ろしい」という前提にある研究は参考になら

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