範囲や期間を表すときのダッシュ 年月や時間・場所・数値などの範囲を表すときは、enダッシュ(–U+2013)をスペースなしで使います。enダッシュはハイフンより少し長くて役割も異なるため、区別しなければなりません。テキスト原稿で別の記号が使われていても組版時は流し込みっぱなしにせず正しいダッシュに置き換える必要があります。 その他の例: 1 波ダッシュ(~)は日本語の記号なので欧文では使いません。 2 ハイフンの前後にスペースを打つのはダッシュが打てないタイプライター時代の名残でしょうか。 3 これもタイプライター時代の名残ですが、ハイフン2つだとemダッシュへの置き換えとなり二重の間違いになります。 4 emダッシュといって別の役割を持つ記号です。英語はこの場面でemダッシュは使いません。 これらはいずれも不適当で、enダッシュへの置き換えが適当です。複数の要素をハイフンで繋ぐとひとまと