辛口エールが日本のエースを目覚めさせた!? 日本サッカー協会・川淵三郎名誉会長(71)が24日、AFC(アジア・サッカー連盟)の会議などに出席するため、成田発の航空機で中国・上海へ出発。19日のカタール戦後、初めて日本代表について言及し、ゴールを奪う活躍を見せたFW玉田圭司(28)=名古屋=を褒めちぎった。 「玉田は100点。必死にボールを追っていて胸が熱くなった。玉田さまさま。ありがとうございますと、深く90度でお礼したい」 実は1カ月前−。「玉田は必死さが足りない」などと、酷評を連発。10月の欧州視察後で、日本のFWの運動量に物足りなさを感じていたときだ。期待が大きいからこそ、名指しで奮起を促している。 「(報道を)見ていてくれたのかな。すごくうれしい」と満面の笑みで、エースを絶賛した。(峯岸弘行)
日本サッカー協会の犬飼基昭会長は10日、天皇杯全日本選手権4回戦(5日)で主力選手を温存して敗退したJ1大分、千葉に対し、処分を検討する方針を示した。14日の理事会で議論される。 大分は優勝した1日のナビスコ杯決勝から10人、千葉も直近のリーグ戦から7人を入れ替えた。公式試合にベストメンバーで臨むことを定めるJリーグの「最強メンバー規定」は天皇杯には適用されないが、犬飼会長は「規則があるかどうかの話ではない」と厳しい立場で臨む姿勢を示した。処分案として来年の大会出場権や、J1クラブに与えられるシード権のはく奪などを挙げた。 日本協会副会長を務めるJリーグの鬼武健二チェアマンも、天皇杯での主力温存を問題視。「2度とないようにしないと」と、何らかの対策が必要との立場を示した。
12日に退任し、名誉会長となる見込みの川淵キャプテンは「いい人材がいてよかった。期待に応えてくれると思う」と、犬飼氏に期待を寄せた。理事会では、先月25日の第1回次期役員候補推薦委員会で委員長の川淵キャプテンが犬飼氏を推挙し、小倉、鬼武両副会長ら他委員にも異論がなかったことが報告された。早大→古河電工の川淵キャプテンと、慶大→三菱の犬飼氏は、いわゆる“派閥”では異なるが、浦和をトップクラブへ成長させるなどの実績を評価。小倉、鬼武両氏は現在69歳で1期2年しか務められないこともあり(就任時70歳未満の規定)、2期4年が可能な犬飼氏が推された。副会長からの昇格という慣例を覆す異例の抜てきだ。
森孝慈氏がJリーグ専務理事就任へ Jリーグ専務理事に元日本代表監督の森孝慈氏(64)が就任することが有力になった。日本協会の川淵三郎会長(71)の役職定年に伴う役員改選で、次期会長就任が有力になった小倉純二副会長(69)の後任副会長に、現Jリーグ専務理事の犬飼基昭氏(65)の就任が濃厚となったことを受け、森氏の名前が浮上した。関係者によれば、Jリーグ経営諮問委員の小長谷喜久男氏も候補に挙がったが、森氏の日本代表、Jクラブでの監督、GMの実績が決め手となった。 森氏は早大から三菱重工へ進み、日本代表で活躍。68年メキシコ五輪では銅メダル獲得に貢献した。引退後の88年には川淵監督(現協会会長)の後を受け、日本代表監督に就任。86年W杯メキシコ大会予選では、日本を本大会出場にあと一歩まで導いた。指導、運営の手腕だけでなく、温厚な人柄でも知られている。 北京五輪を前に神戸FW大久保のオー
川淵C後任は“国際派”小倉氏最有力 2年に1度行われる日本サッカー協会の役員改選に伴い、川淵三郎キャプテン(71)に代わる次期会長に小倉純二副会長(69)が就任することが最有力となった。次期役員候補推薦委員会(川淵三郎委員長)が1日までに、同副会長を次期会長候補としてリストアップ。7日の常務理事会、10日の理事会で承認を得られれば、12日の評議員会の信任投票を経て、小倉新会長が誕生する。 02年に会長に就任した川淵三郎キャプテンが3期6年で役職定年を迎えることに伴い、注目されていた新会長選び。次期役員候補推薦委員会から就任要請を受けたのは、川淵キャプテンと同じ古河電工出身の小倉副会長だった。 新会長候補は最有力と見られていた大仁副会長に加え釜本副会長、社長時代に浦和をトップクラブに押し上げたJリーグの犬飼専務理事らの名前も挙がっていた。6月25日の第1回次期役員候補推薦委員会は候補
“出番に飢えていた”憲剛がダメ押し 【日本3―0タイ】出番に飢えていただけに喜びもひとしおだった。終了間際の後半43分。守備ラインの裏に抜け出したMF中村憲が決定的な3点目でダメを押し、ベンチに向かってガッツポーズを繰り返した。「3点目を取らないといけないと思っていた。ガッツポーズ?自分だけじゃなくて控えにいる選手やベンチを外れた選手の思いを伝えたかったから」と派手に喜んだ理由を明かした。 川崎Fでは絶対的な存在ながら欧州組の加入などでベンチスタートが続いていた。だが、無名の中大時代から努力で日本代表までステップアップしてきた男は常に前向きだった。「いつでも準備はできている。ポッと入ってもやれる自信はある」。この日も後半25分からの途中出場。それでも短時間でW杯予選初ゴールを決めた。 川淵キャプテンも「憲剛のゴールが大きかった。前日に“期待してるんだぞ”と伝えていたんだ」と満足げ
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