FC東京のDF佐原秀樹(29)が、2日のアウェー・横浜M戦(ニッパ球)で移籍後初先発することが濃厚になった。1日の前日練習で主力組のセンターバックに入り、守備陣と連係を確認した。開幕直前に左太もも裏を故障。満を持しての“青赤デビュー”に「自分の開幕戦で結果を残す」と気合十分だ。開幕3戦で計6失点はリーグワースト3位。高さ、強さを兼ね備える佐原が守備の切り札になる。 待ちに待った大役にも、佐原は平然としていた。開幕から約1カ月。故障という痛烈な「洗礼」を乗り越え、Jのピッチに立つ。練習後、穏やかな表情で切り出した。
東京Vは2日、川崎Fを退団したブラジル人FWフッキ(21)の獲得を正式に発表した。完全移籍で移籍金は5億円(推定)。背番号は9で、最短で6日神戸戦(ホムスタ)からの出場が可能となる。 昨季、川崎Fからのレンタル移籍で東京Vでプレーしたフッキは、37得点でJ2得点王になりJ1昇格に貢献。今季はレンタル元の川崎Fへ戻ったが、リーグ2戦目となった3月15日の神戸戦(ホムスタ)で途中交代を命じられると、関塚監督との握手を拒否。同26日に退団が決まっていた。 東京V加入が決まったフッキはこの日、東京・稲城市の東京Vグラウンドで練習を再開。「去年活躍したように、今年も活躍できるよう、全力を尽くして頑張ります」とコメントした。 東京Vはフッキ獲得により、今季加入したブラジル人MFフランシスマール(23)のクルゼイロへの完全移籍も発表した。
川崎FのGK川島永嗣(25)が、2日の札幌戦(札幌ド)で相手MFクライトン封じを狙う。04、05年には名古屋でともにプレーした元同僚は、今季札幌の公式戦全6得点に絡むなど、すっかり大黒柱となっている。川島が日本代表遠征で不在だった3月23日ナビスコ杯での対戦でも、クライトンのFKとCKから2連続失点し、川崎Fは1-2と敗れた。 「キックの精度が高く、ゴールも狙ってくるし、起点にもなれる」。その怖さも特徴よく知る川島は、相手を警戒しつつ、1日には入念にセットプレーへの対応を練習した。力強いパンチングで浮き球を確実にはじいていた。 ナビスコ杯では、クライトンがボランチからトップ下に上がった後半にパワーで押し込まれた上、DFが小突かれるなど執拗(しつよう)な挑発行為を受け、リズムも崩した。川島はそんな荒っぽさも分かっている。「そういう状況になったら、僕も指示したい」。最後尾からチームを立て直すつ
川崎Fを退団したFWフッキ(21)の東京Vへの移籍が1日、秒読みに入った。これまで同選手の代理人を挟んで交渉してきたが、この日は川崎Fの武田社長、福家GMと東京Vの萩原会長、田中取締役強化本部長が神奈川県内で初会談。「完全」で約5億円とみられる移籍金など諸条件について、直接交渉を行った。田中部長は「明日(2日)もう1回(川崎Fと)会って全部まとめて発表したい。今日は残念ながら発表できない。(エープリルフールで)日が悪いし」と発言。移籍は基本合意に達しているもようで、細部の条件を詰め、2日にも正式発表される見通しだ。 東京VはA契約の外国人選手3人がいるが、MFフランシスマールを外す方針で、昨季川崎Fからのレンタル移籍でJ2得点王になり、東京VのJ1復帰に貢献したフッキを迎える。背番号は昨季と同じ「9」が濃厚、2日の登録に間に合えば6日神戸戦(ホムスタ)からの出場が可能になる。
川崎FのMF中村憲剛(27)が、2日の札幌戦(札幌ド)でゴールを狙うと宣言した。試合前日1日のミニゲームでは、練習を続けている縦に落とす弾道のシュートも打つなど、ゴールへの姿勢を前面に押し出した。また全体練習後も、シュート練習を行った。中村は「ゴールは狙えるときに狙う。頑張るだけ。今はチームが1つになることが大事」と闘志を見せた。
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