6日の鹿島戦に敗れ、リーグ開幕で黒星スタートとなった浦和が、フンだりけったりの状況に陥った。さいたま市内にある練習場、大原グラウンドに飛来した大量のカモによって芝を食い荒らされたうえ、深刻なフン害が発生。その対策の最終兵器として、鷹によって追い払う計画を発動させたことが8日、分かった。 昨年暮れから浦和を悩ませていたのは、かわいい瞳のニクイやつ、ヒドリガモだ。周辺の見沼地域に生息するものや渡りのものなど、約100羽が夜半にピッチに降り立つと、芝を食い荒らしフンをまき散らしていた。 スタッフは毎日、点滅するライトやカラーコーンをピッチに置くなどして対策に悪戦苦闘してきたが、効果は薄く、カモにされてきた。早朝からスタッフがフン掃除にいそしんでも、練習後の選手のスパイクがフンまみれになったこともあったという。 フィンケ監督2年目の今季、目標はタイトル奪取。2年連続無冠から巻き返すべき勝負の