イラク政府軍は北部でイスラム国と戦い、シーア派民兵はバグダッド警備を担当している。しかし、シーア派民兵の残忍さはイスラム国に劣らない。ある刑執行隊は7月にバグダッドのある売春宿で売春婦28人を銃殺処刑した。英紙「サンデー・タイムズ」は調査した上、その詳細を明らかにした。銃殺された女性の1人は奨学金を獲得した獣医専攻の者だった。ある隊員は「石たたきの時間がないから、銃殺処刑した」と言った。 ある民兵は「神様、アッラーのため売春罪を犯した人間を処刑した。我々は神様、アッラーのため仕事し、恐怖感もなく、後悔もしない」と言った。 同民兵によると、人間の首を切らないから、イスラム国とは違う。「コーラン」では、首を切ると言えば、家畜の首を切る。売春者を石でたたく。ただ、時間がないから、銃殺処刑した。 刑執行隊員によると、処刑1ヶ月前、警告書簡と銃弾1個を売春宿の玄関に置いたのに、売春婦たちはそれを気に