緊張から解き放たれてゆったりと。アレクサンダー太極拳を大橋森さん(右)から教わる生徒たち=トアロード・リビングス・スタジオ 演劇・音楽学校などで取り入れられている身体調整法アレクサンダーテクニックと太極拳を融合させた「アレクサンダー太極拳」の教室が神戸市中央区にあり、人気を呼んでいる。無意識のうちに癖になっている動きや緊張を解き、体のバランスを改善する。生徒は「日常生活で力みがなくなり、楽になった」と効果を実感する。 中央区中山手通4の「トアロード・リビングス・スタジオ」。集合住宅3階の1室に教室はある。 「ラケットを持ってるイメージでポンポーンと。手が勝手に上がる感じ」「揺れる海草のように」。アレクサンダー太極拳の講師、大橋森さん(36)=神戸市東灘区魚崎中町1=が穏やかに教える。生徒は大橋さんの動きをまね、体の力を抜いてふわふわと腕を浮かせ、足をゆっくりと動かす。 大橋さんは、チェロを
世界保健機関(WHO)が定める「世界自殺予防デー」の10日に合わせ、日本産業カウンセラー協会関西支部は10~12日、「働く人の電話相談室」を開設する。「一人で悩みを抱えず、専門家に相談を」と呼び掛ける。 昨年の電話相談には全国13支部に814件の相談があった。無職が25%で最も多く、正社員(23%)と非正規社員(21%)の割合がほぼ同じで、雇用形態の変化が相談に反映された。 内容は「仕事のこと」「仕事の人間関係」「労働条件」「セクハラ・パワハラ」が上位を占めた。「上司のパワハラがきつい。辞めたいが、次の職場はない。薬に頼りたくないが、医者に行くしかないのか」「仕事のやり方を全否定された。『非常勤のくせに』と言われ続け、体調を崩した」‐など深刻なケースも目立つ。相談者の7%がうつ病を発症し、2%に自殺願望があった。 同支部兵庫事務所(神戸市中央区)の森芳一さんは「身近に相談者がいない人もいる
三井物産は18日、肝臓・消化器疾患の高度先端医療を提供するため11月にオープンする神戸国際フロンティアメディカルセンター(神戸市中央区)関連の特定目的会社(SPC)に、6億3千万円を出資したと発表した。出資比率は約40%。最先端の医療サービスを必要とする人を海外から呼び込むなどし、神戸のセンターの国際展開を支援するのが狙い。 三井物産は、アジアの医療産業の拡大を見込んで、海外の病院への出資などを進めている。神戸のセンターに担当者を派遣し、2011年に出資したシンガポールの民間病院グループから日本での治療を希望する富裕層などの患者を紹介してもらう。病床確保や治療スケジュールの調整といった側面支援もする。 三井物産は昨年9月、シンガポールに肝臓疾患専門のクリニックも開設している。今後は神戸のセンターと連携も進め、別のクリニックの開業も検討する。
太平洋戦争中、毛を利用するため大量飼育された「日本アンゴラ」。現在では“幻のウサギ”とも呼ばれる=神戸市灘区六甲山町、六甲山牧場(撮影・宮路博志) 軍服の裏地などに毛を利用するため国内で改良され、太平洋戦争中に大量飼育されていたウサギ「日本アンゴラ」。毛の需要がなくなるとともに数が減り、今では“幻のウサギ”と呼ばれる。繁殖に力を入れる六甲山牧場(神戸市)は16羽を飼育するが、悩みは近親交配。次代に種を残すには新たな血統が不可欠といい、一般家庭で受け継がれてきた日本アンゴラを探している。(上杉順子) 同牧場によると、日本アンゴラはふわふわとした白く長い毛と赤い瞳が特徴。ペットとして飼われる欧米産アンゴラ種より大きく、約30センチに成長する。 ウサギ専門誌「うさぎの時間」や、飼育指南書「ザ・ウサギ」などによると、大正時代にイギリスから輸入されたアンゴラ種5羽を基に改良。戦中の1942年に毛の生
インターネット掲示板サイト「2ちゃんねる」で、ゲームソフトのキャラクターの吹き替えをした女性に「灯油をかける」などと書き込んだとして、兵庫県警姫路署は16日、脅迫の疑いで愛知県豊橋市の無職の男(26)を逮捕した。 逮捕容疑は14日午後5時ごろ、パソコン用人気ゲーム「東方プロジェクト」を基にした動画作品で、キャラクターの吹き替えをした姫路市内のアルバイト女性(22)に対し、2ちゃんねるの掲示板で「灯油ぶっかけて焼滅させます」などと書き込んだ疑い。容疑を認めているという。 同署などによると、「東方プロジェクト」は女性主人公が登場するゲームで、ファンがオリジナルキャラクターの吹き替えなどを行い、二次創作した動画などが人気を集めている。男は女性の実名を挙げ、「キャラを著しく損なわせた」「天誅を受けるがいい」などと書き込んでいたという。
市制60年を記念して兵庫県の高砂市で1日に開かれた「ご当地博」で、全国のゆるキャラが集う会場に、千葉県船橋市の非公認キャラ「ふなっしー」の“偽物”が現れ、不審に思った高砂署員に取り押さえられる騒ぎがあった。 イベントは同市の主催で、ゆるキャラは熊本県の「くまモン」など47体が出演。ただ、「ふなっしー」は日程が合わず、オファーを断っていたという。 同市によると、同日正午ごろ、偽物は会場で20~30人の子どもに囲まれていたが、ステージ上のご当地アイドルに「ふなっしーだ」と指さされると、慌てて駆けだしたという。会場外に出たところで警戒中だった高砂署員に取り押さえられた。 高砂署によると、着ぐるみの中にいたのは自称加古川市の男性で、「母親の勧めで、自分の子どもを喜ばせるために着ていた」と話しているという。著作権の問題がないかどうかなどについて、同署は2日にも男性から任意で話を聞く予定。 トレードマ
宇宙戦艦ヤマト(奥)と戦艦大和の模型。「違いを見比べてほしい」と制作者の井村澄展さん=県立淡路文化会館 旧日本海軍最大の戦艦「大和」と、大和を改造した宇宙船という設定の「宇宙戦艦ヤマト」の大型模型を並べた展示が1日、兵庫県淡路市多賀の県立淡路文化会館県民ギャラリーで始まった。制作した同市志筑の井村澄展さん(63)は「過去と未来、2隻の『やまと』を見比べてほしい」と話す。14日まで。(上杉順子) 井村さんは趣味と老化防止を兼ね、船舶模型作りを楽しむ。60歳で定年退職してからはおおむね1年に1隻のペースで、全長2メートル近い大型作品に取り組んでいる。 木材を削って大まかな形を作り、細かい部品を接着、ペンキを塗って仕上げる。嘱託社員として働く光学工場の廃材や、市販の木材を活用する。 大和は一昨年春から昨年冬にかけて作り、昨年春と夏に同会館で展示。春の展示の際、小学生くらいの男の子に「これは宇宙戦
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