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ブックマーク / hinode.nao.ac.jp (3)

  • ひらかれた太陽物理の新しい扉<br>〜真空紫外線による偏光分光観測〜 | 科学衛星「ひので」

    ひらかれた太陽物理の新しい扉 〜真空紫外線による偏光分光観測〜 2017年5月18日 自然科学研究機構 国立天文台 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 アメリカ航空宇宙局 マーシャル宇宙飛行センター カナリア天体物理学研究所 フランス宇宙天体物理学研究所 (2017年6月19日 追記) 研究の成果が掲載された論文"Indication of the Hanle Effect by Comparing the Scattering Polarization Observed by CLASP in the Lyman-α and Si III 120.65 nm Lines"は、米国の天体物理学専門誌「アストロフィジカル・ジャーナル」841巻31番2017年5月20日号として出版されました。 発表概要 国立天文台の太陽物理学研究者を中心とする国際チームは、観測ロケットCLASPを使った紫

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  • CLASP打ち上げ!

    国際共同観測ロケット実験CLASPは、ライマンα線という大気に吸収される光で観測する装置をロケットに載せて大気圏外まで飛ばし、落ちてくるまでのわずかな時間に太陽を観測する実験です。米国ホワイトサンズにて現地時間9月3日11時1分(日時間9月4日2時1分)に打ち上げ、観測が実施されました。 ■CLASPとは CLASPの目的は、太陽コロナ(上層大気)が太陽表面よりも温度が高いのはなぜかを探るために、コロナと表面の間の薄い大気の層である彩層の磁場を測ることです。太陽の表面の磁場は「ひので」が測定していますが、その上空の彩層の磁場は表面よりも弱く、表面と同じ方法では測るのが困難です。表面の磁場を測るのとは違う、新しい原理を用いて測定する必要があります。 そこで、新たな発見を目指して、2008年、新たな観測装置の開発が始められました。新しい原理"ライマンα線のHanle効果"で磁場検出が可能なこ

  • 研究紹介: CLASP (1/6)

    国際共同観測ロケット実験 CLASP CLASP とは CLASPは太陽の彩層・遷移層の磁場を測定する国際共同観測ロケット実験です。 Chromospheric Lyman-Alpha SpectroPolarimeter (CLASP)は太陽の彩層・遷移層(彩層とコロナの間の薄い層)から放たれるライマンα線(水素原子が出す真空紫外線域・波長121.6nm の輝線)を偏光分光観測する装置で、観測ロケットを用いて宇宙空間に打ち上げ観測を行います。 この実験の目的は、ライマンα線の直線偏光を~0.1%という高い精度で検出し、量子力学的ハンレ効果を用いて、彩層・遷移層の磁場を直接計測することです。 これは世界初の試みで、CLASPは彩層・遷移層の磁場を計測するための新しい観測手法と技術の検証・確立を目指しています。 CLASPは、2015年9月3日に打ち上げ・観測が実施され、太陽彩層の磁場情報の

    研究紹介: CLASP (1/6)
    frothmouth
    frothmouth 2015/09/11
    “この実験の目的は、ライマンα線の直線偏光を~0.1%という高い精度で検出し、量子力学的ハンレ効果を用いて、彩層・遷移層の磁場を直接計測することです。 これは世界初の試みで、CLASPは彩層・遷移層の磁場を計測する
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