ハンガリー・ブダペストのブダペスト東駅で、警察が移民を阻止する中、涙を流して泣く子ども(2015年9月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/FERENC ISZA 【9月11日 AFP】欧州連合(EU)が新たな難民割り当てについて合意を目指す中、東欧では、恐怖と無知、さらにはイスラム嫌悪が強力に組み合わさり、難民受け入れへの反対が広がっている。 スロバキア南西部、ハンガリーとの国境沿いにあるガブチコボ(Gabcikovo)村では、約500人の到着を前に張り詰めた空気が漂っている。この人たちは隣国オーストリアで難民申請をした人々。オーストリア・ウィーン(Vienna)は記録的な人数となった移民への対応に苦慮しているため、問題を緩和するためしばらくガブチコボに滞在することになった。 ガブチコボ村では先月、住民5400人のほぼ全員が一時的な難民キャンプの設置に反対票を投じた。地元レストランの店主
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