古今東西、「愛国ポルノ」コンテンツは時の政治権力と二人三脚の存在。だから、中国で「すごいぞ、わが国」が作られて、 インターネット上に流出した国有通信大手の内部通知は党費を使って2日の公開から3日間、集中的に観客を送り込み、1カ月以内に全党員に観賞させるよう要求。平日昼間の観賞客はこうした「動員組」とみられる。 こういう、マッチポンプな「国民的大ヒット」作りがなされるのは、特段珍しい流れじゃない。 だけど、愛国というより習近平個人をヨイショする映画が作られて、そのコンテンツのブランド作りというか元ネタの神格化に国家のリソースが大量投入されていると聞くと、1949年公開の「ベルリン陥落」を作らせてご満悦だったヨシフ・スターリンと、それを良しとしていた当時のソ連を思い出して、 ちょっと怖い。 そういやスターリンは、ノーベル平和賞の向こうを張って「スターリン平和賞」ってのを作ったっけ。死後、「レー
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