米Googleは7月22日、徒歩で移動する人向けの道案内機能をGoogle Mapsに新たに追加したと発表した。 Google Mapsで「ルートを検索」すると、これまでは自動車と公共交通機関(対応する地域のみ)を使ったルートしかなく、一方通行の道路など、歩行者なら選べるコースが表示されなかった。今回追加された「徒歩」では、徒歩での最短コースが表示される。ただし移動距離が10キロ以下の場合に限定される。 また公共交通機関を選択する場合でも、これまでは現在地の最寄の駅やバス停が表示されるだけだったが、今回の機能追加によって、駅やバス停までの徒歩での道順が示されるようになった。 ただし道順が示されても、その道に歩道があるか、または歩道橋や横断歩道があるかどうかなどの情報が現時点では不完全であるため、歩行者向け道案内機能はあくまでβ版であるとしている。