Linux Phone Standards Forum (LiPS Forum)はフランス時間の10日、携帯電話機を対象としたLinuxの仕様書「LiPS Release 1.0」を公開した。HTML化された仕様書は、同団体のWebサイトからダウンロードできる。 公開された「LiPS Release 1.0」では、LiPSリファレンスモデルのほか、電話機能やメッセージング、カレンダーやスケジューリング、ユーザインタフェースサービス、アドレス帳や音声通話を実現するAPIを定義。2006年6月に草案を公開した際のコミットメントを満たすものだという。 LiPS Forumは、移動通信キャリアやLinux関連ベンダー数社により、2005年11月に設立。シングルプラットフォームの業界標準を目指す手法ではなく、アプリケーション開発や相互運用性に関連するAPIの整備/標準化を進めることを目的としている。
ACCESSは12月11日、NTTドコモら4社と、Linuxベースの携帯電話向け共通プラットフォームとオペレーターパックの構築についての検討を開始した。 このたび、ACCESSとともにシステム構築にあたるのは、NTTドコモ、日本電気(NEC)、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、エスティーモの4社。 ACCESSを含む5社は、ACCESSの「ACCESS Linux Platform」を活用し、Linuxベースの携帯電話端末用共通ソフトウェアプラットフォーム、およびNTTドコモのサービスに関連したソフトウェアであるオペレーターパックの検討を開始することに合意し、12月10日、5社間による覚書を締結した。 ACCESSは、次世代アプリケーションプラットフォームACCESS Linux Platformを基に、共通プラットフォームを開発。オペレーターの各種サービスに対応するアプリケーシ
ACCESSは、ドコモ向けのLinux端末開発を手がけるNTTドコモ、NEC、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、エスティーモと、ACCESS Linux Platform(以下、ALP)の活用を検討することで合意したと発表した。 ALPは、ACCESSが子会社化した米PalmSourceと共同で開発を進めてきたLinuxベースの携帯電話向けアプリケーションプラットフォーム。携帯電話に必要な基本機能一式を提供することで、端末開発にかかる期間やコストを低減できるとしており、海外では欧州キャリア大手のOrangeなどへの採用実績がある。 ドコモは、Linux OSベースのFOMA開発を効率化するための共通プラットフォーム「MOAP(L)」を提供しているが、このプラットフォームは基本的にはドコモの国内向け端末に最適化した仕様となっている。ACCESSは、ALPを共通プラットフォームに活用
携帯電話の普及とともに、標準OSを搭載したスマートフォンの市場が世界的に拡大している。スマートフォン市場で最大のシェアを誇る英Symbianは、これまでのハイエンドからマス市場に向けてフォーカスを広げている。 Symbian 営業・顧客担当上級バイスプレジデント、Andy Brannan氏 そのSymbianで営業・顧客担当上級バイスプレジデントを務めるAndy Brannan氏に、Linux、Windowsとの競争、マス市場に向けた課題、今後の機能強化などについて話を聞いた。 --スマートフォンの普及が進んでいます。Symbianはその中で最大手ですが、競争をどのように見ていますか? Brannan氏: 端末メーカーがどこを中心に展開しているかに影響するため、地域により異なります。でも、競争は対Linux、対Windowsというより、いまだに携帯電話の95%を占めるプロプライエタリOSと
A truly open Linux phone with GPS debuts 台湾FIC、プログラム可能なLinux携帯電話を発表 - ZDNet Japan Slashdot で知ったのだが、最新 Linux カーネル上で動く(少しのドライバを除いて)すべてオープンソースからなる GPS 携帯電話が実現しつつあるようだ。 記事を読む限りなかなか立派そうだが、よくここまで作り上げたものだ。LWN の記事によると、この OpenMoko プロジェクトには、Netfilter のリーダーであり、gpl-violations.org の活動でも知られる Harald Welte がかなりコミットしているとのこと。この人も多彩な才能の人だねぇ。
TrolltechがLinuxベースの携帯電話「Qtopia Greenphone」を開発者コミュニティに向けて発表してからわずか数カ月後、プログラム可能でオープンなLinuxを採用した携帯電話の2機種目が登場した。 オランダのアムステルダムで現地時間11月7日から8日にかけて開催されたカンファレンス「Open Source in Mobile」の中で、台湾のハードウェアメーカーFirst International Computer(FIC)のSean Moss-Pultz氏は、「OpenMoko」というLinuxベースの環境を実行するスマートフォン「Neo1973」を紹介した。 Moss-Pultz氏は7日、「このモバイル向けエコシステムは初めて、PCと肩を並べるほどオープンになるだろう。モバイルアプリケーションも等しく多様で、さらに利用しやすくなるだろう」と語った。 8月に発表された
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