レッドハット株式会社は3月9日、同社仮想化製品に関して、記者向けの説明会を開催。米国本社でサーバー仮想化の製品ポートフォリオ全体に関する戦略を担当している、米Red Hat 仮想化担当シニアダイレクタのNavin R. Thadani氏から、現行製品の特長と今後のロードマップが発表された。 サーバー仮想化を実現する製品として同社が提供しているのは、仮想化機能を標準搭載したサーバーOS「Red Hat Enterprise Linux 5.4(以下、RHEL)」、仮想化基盤ソフトウェア製品群「Red Hat Enterprise Virtualization for Servers(以下、RHEV)」。 サーバー仮想化製品で使用しているハイパーバイザは、Linuxの標準仮想化技術である「KVM」。KVMの特長について、Thadani氏は、「KVMはLinuxカーネルに組み込まれているので、密