InnotekのGPL版Virtualboxを使うと、PCの実オペレーティング・システムの内部に仮想運用環境を作ることができる。私は数か月間前からUbuntu 7.04が動作する32ビット・ノートパソコン上で使っているが、印象的なソフトウェアだ。だが、自宅で主に使っているPCにはUbuntu 7.04 Feisty Fawnの64ビット版が入っており、64ビットOSをサポートしていないVirtualboxは使えなかった。しかし、今月になって64ビット版が登場、私が試用したところでは32ビット版と同様に快適に動作した。以下、その試用を報告する。 私は、仮想化を利用して、主たるOSを終わらせずにライブCD Linuxディストリビューションを試用することのできるテスト環境を作ることにした。仮想環境であれば、OSのスクリーンショットを取るなどの作業が簡単になるからだ。MandrivaやFedora