2月14日から16日にかけて、東日本を襲った未曽有の大雪。内閣府がまとめた被害状況によると、19日時点で死者は20人。また、消防や自衛隊の除雪作業や救援活動にもかかわらず、なお3000人以上が孤立状態に陥っていた。 そんななか、今回の大雪被害に対する政府の対応に関して、初動の遅れを指摘する声が上がっている。 特に、安倍首相は被害が拡大している16日夕方に、支援者と高級天ぷら店で会食していたことが「不謹慎だ」などと批判されている。正直、どこで何を食べていようが、すべきことをやっていたならば、別にどうでもいい話なのだが……。 15日には、フェイスブックやツイッターで被災者からのSOS情報が次々と上げられていたものの、政府が被害の甚大な山梨県に調査団を派遣したのは降雪から3日目の17日のこと。そして、豪雪非常災害対策本部を設置したのは翌18日の午前10時半だ。なぜ災害対策本部を立ち上げるまで4日