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2006年11月2日のブックマーク (1件)

  • ノベルゲームの「読み方」 | 族長の初夏

    kaienさんとpsb1981さんの「ゲーム性は物語の重みを損なう」という話から考えはじめたことなんですが。こうした意見がよく出てくるのは、 「マルチシナリオは質的にメタフィクション的な表現形式だ」 ということを、物語の書き手も読み手もあんまり認識してないからじゃないか? という気がするのです。 これを要領よく説明する自信はまったくないんだけど……とりあえず書くだけ書いとこう。 マルチシナリオでは、たとえば登場人物が死ぬシナリオ(A)と生きるシナリオ(B)が用意されていて、読者は(A)と(B)を読み比べることができます。この比べる視点のことを「メタ的」といいます。したがって、世の中のノベルゲームはほぼすべて、形式上はメタ的なわけです。 でも実際のノベルゲームはほとんどが、メタ的な形式で書かれているくせに、物語としてはメタフィクションであるべき必然性をもっていません。(A)と(B)という2

    ノベルゲームの「読み方」 | 族長の初夏
    fudsuki
    fudsuki 2006/11/02
    AIR, CLANNAD, アカイイトなどのシナリオ封印というしかけは、メタ的必然性をシステム化したものだったんだな、とこれを読んで納得。