東京都立大学教授で社会学者の宮台真司さんが、20歳の大学生に不適切な行動を取ったとして、2月20日付で、同大を運営する東京都公立大学法人から戒告の懲戒処分を受けた。武蔵大学社会学部教授の千田有紀さんは「ネットでは『大学の対応は当然だ』という意見が多かったが、相手の学生は宮台氏の教え子ではなく、未成年でもない。本当の問題は、宮台氏が『調査研究の一環として』こうした不適切行動を取ったところにあるのではないか」という――。 ラブホテルで20歳の大学生を取材 東京都立大学の教授で社会学者である宮台真司氏が、大学に懲戒処分を受けたという。報道では「都立大 宮台真司教授 “女子学生と不適切行動”で懲戒処分」(NHK News Web)、「宮台真司教授を戒告の懲戒処分 女子学生に不適切な行動」(共同通信 47NEWS) などと、軒並み「女子学生」「不適切な行動」として論じている。 共同通信の「宮台教授は