ここ最近CSSを扱うことが多かったので、その際にPostprocessorを検討時にcssnextについてまとめた備忘録。 JavaScriptの最近の事情javascriptではES6でコードを書き、BabelでTransplieするという流れが定着しつつある。 これは、これまで必要だったライブラリが不要になり、コードが依存するライブラリを減らすことができ、altJSに頼らないで開発できるという利点からである。 同じことがCSSでも起きている。まずこれまでCSSを牽引してきたSassについて。 Sassの問題点最近のCSSの開発にはaltCSSとしてSass,Less,StylusなどのPreprocessorが使用されている。 特にSassはJavaScriptで言う所のjQueryに近い存在になり、APIもやや複雑になっている感じがある。 Sassを使っていても実際はそのほんの一部の
フロントエンド周りの技術は驚異的なスピードで進化し、また多様化しています。それらを全てマスターするのは途方もなく大変なので、ペパボでは、社内のエンジニア・デザイナが「最低限これだけはおさえておこう」というスタンダードを文書化することにいたしました。社内向けを想定した文書ではありますが、社内のみに留めず多くの方に役立てたいと考えたため公開します。 スタイルシートの夢 (1) 予測しやすい (2) 再利用しやすい (3) 保守しやすい (4) 拡張しやすい 代表的な CSS 設計手法 既存プロジェクトの CSS に立ち向かう! (0) 流れ (1) 既存の CSS ファイルを元に SCSS ファイルに変換する (2) イニシャライズ CSS や共通の箇所のスタイルを分離する (3) CSSLint を使って、修正しやすいところから整理していく (4) コンパイル (5) スタイルのスコープ(あ
見出しや文章など、テキストの読みやすさを重視して設計されたレスポンシブ対応のグリッドを実装するスタイルシートを紹介します。 Sassline Sassline -GitHub Sasslineはテキストが読みやすく、美しいタイポグラフィを実現するために開発されたもので、ブログでも企業サイトでも開発中のプロトタイプでも利用できます。単位には「rem」を使っており、ベースラインのグリッドからタイポグラフィのスタイルが機能するように設計されています。 テキストをデザインする際に、気を付けるべきことは「縦のリズム」。 Sasslineでは、ベースラインのグリッドに基づいて正確な縦方向のリズムを使うことができます。 レスポンシブ用に各サイズでの表示には、モジュール式のスケールを採用しています。これはブレイクポイントごとにテキストのサイズを簡単に設定でき、そのままベースラインのグリッドと連動して、美し
HTML、CSSでコーディングを始めるときに各ブラウザが持っているデフォルトのCSSを一度リセットする目的のリセットCSS。今回は、現在使われているリセットCSSをまとめてみました。 リセットCSS とは? 各ブラウザ(IE、FireFox、Chrome、safari等)は、タグ毎にデフォルトスタイルをそれぞれ独自にもっており、それらをリセットするスタイルシートは一般的に「リセットCSS」と呼ばれています。ブラウザのデフォルトスタイルを有効に使っていこうという考え方もありますが、ブラウザ間の表示差異(例えば、ブラウザ毎に文字サイズが変わったり、余白の広さが変わったりなど)に悩まされることも多々あり、それを解消するために一度まっさらな状態にリセットしてから CSS を書き始めるためのものです。 リセットCSS のメリットとデメリット メリット ブラウザ間の表示の違いを効率良く最小限に抑えるこ
Web制作の「時短」に役立つChromeデベロッパーツールの活用法を紹介する本連載。第3回は、「Elements」パネル、「Sources」パネルでサイトを検証する方法を解説します。 他人のコードを効率よく調べたい! ディレクターやデザイナーから、「このサイトみたいなデザインにしたいんだよね」と言われることってよくありますよね。また、海外のかっこいいサイトを見ていると、使われているインタラクションを真似したいと思うこともあります。 そこで、Chromeデベロッパーツールを使って、他のサイトのCSSやJavaScriptを効率的に調査する方法を解説します。 1.背景画像を100%表示しているCSSの実装方法を調べる 背景画像の比率を変えずに高さと幅をフィットさせるデザインのページを例に、Chromeデベロッパーツールの「Elements」パネルで実装を調べていきます。Elementsパネルは
怖話のデザインリニューアルをしました。 デザインリニューアルの目的 怖話は元々怖い話投稿サイトとして始まったのですが、今は怖い話だけでなく、都市伝説やホラー漫画、妖怪、悪魔、UFO・宇宙人など、怖い話だけではなくオカルト情報のコンテンツへ横展開が進み、サイトの構造が変わってきたので、それに合わせてデザインを変える必要が出てきました。 何で横展開を始めたのかというと、怖い話だけで得られるPVの限界が見えてきた(収益の限界も)のと、より多くのユーザーの方が怖い話を投稿しやすいように、怖い話のインスピレーション源となるような情報もサイトに用意したかった、というのもあります。怖い話が好きな方はきっとオカルト情報も好きなはず。もっと怖話を楽しんでもらえたら、というのが一番ですが。 リニューアルが必要と思って一年くらい。たまに寝る前なんかにちょこちょこ触ってリニューアル用のブランチを育ててはいたのです
スマホからウェブにアクセスするユーザが増え、ウェブサイトの表示速度の高速化がより重要な制作の課題になっています。1ページもののサイトなら、フロントエンド・エンジニアが一人で実装できるかもしれませんが、ある程度の規模のウェブサイトではワークフローやサイト全体の設計にも関わってきます。また、表示速度の高速化の方法を知らなければ、最適化しやすい、より高度なデザインは実現できないでしょう。エンジニアだけでなく、デザイナーやディレクターがこういった情報を知っていれば、よりスムーズに結果を出せるウェブサイト制作ができるはずです。 ページ表示速度の改善にはいろいろな方法がありますが、この記事では一番効果がありそうなところから攻めていきたいと思います。自分もまだまだ勉強中なので、まずはfilament groupのScottさんの記事 やClearleftのJeremyさんの記事 を参考に、フロントエンド
突然ですが、CSSってカオスですよね。 CSSはすべてを命名で統制をとる紳士協定 #frontrend — (╯°□°)╯︵ uɐʇoɔod (@pocotan001) 2014, 6月 21 まぁそうですよねー。紳士協定とはうまいこと言ったもんです。言語仕様としてどうしようもない。全部グローバル。JavaScriptとかでやったらまずクソコードって言われるやつです。 そうはいっても、レスポンシブだとかでどんどん肥大化していく一方なので、何とかしないと身の破滅です。 とりあえず結論として、FLOCSSやれば良いんじゃないですかね。と言ってしまうのもあれなので、とりあえず実行している事を箇条書きで。 とりあえず何かしら公開されているCSS設計思想を取り入れる。 何かしら入れましょう。SMACSSでもMCSSでもFLOCSSでもモジュール組みでも、とりあえずなんでも良いかと思います。大事なのは
#最初 ##:first-child 最初の要素(親要素から見て、子要素すべての最初) デモ ##:first-of-type ある要素の最初(親要素から見て、ある子要素の最初) デモ #最後 ##:last-child 最後の要素(親要素から見て、子要素すべての最後) デモ ##:last-of-type ある要素の最後(親要素から見て、ある子要素の最後) デモ #1個だけ ##:only-child 1個だけ子要素がある(親要素から見て、子要素が1個だけある) デモ ##:only-of-type 1個だけある子要素がある(親要素から見て、ある子要素が1個だけある) デモ #X番目 ##:nth-child(X) X番目 デモ:5番目 ##:nth-of-type(X) ある要素のX番目 デモ:5番目 ##:nth-child(Xn) Xの倍数 デモ:2の倍数 ##:nth-of-ty
イージング関数は、時間の経過に伴うパラメーターの変化率を指定します。 現実の物体は、即座に動いたり停止したりすることはなく、一定の速度で動くこともほとんどありません。引き出しを開けるとき、私たちは最初に引き出しをすばやく引き出し、それが外に出てくるにつれてゆっくりと動かします。床に向けてなにかを(例えばペンのような)放すと、最初に重力によって下に向かって加速し、床に当たった後上に跳ね返ります。 あなたの必要なイージングを選択して、あなたのプロジェクトの中で使用してみてください。
img:after { content: attr(alt); } としても何も表示されないのは、仕様的に正しい挙動です 公開日: 2011年5月11日 タグ: css お分かりの方には何てことないというか今さらな話ですが、割と出来なくて悩んでる方が多いように見受けられたので。Twitter のツイートを検索してみてもたまに話題に上がってるっぽいし。 「画像にキャプションを表示する」などの名目でこの img:after { content: attr(alt) } のような[1] CSS 例を挙げているところがいくつかあるのですが、実際にこのような CSS を書いても alt 属性値が画像の後ろに表示される事はありません。Opera では表示されるようですが(あと私の記憶にはないのですが、どうやら古い Mozilla もこのような実装になっていたみたい[2]です)他のモダンブラウザでは基本
4 ヶ月あまり続いた新規開発案件がようやく落ち着きを見せたので、ここらで振り返りをしてみたいとします1)リリースまでに巻き取れなかった不具合や未実装箇所が幾つか残っているので、まだ気持ち的には終われていないのですが…。 サービスのおおまかなアウトライン コンシューマ ( 一般ユーザー ) 向けサービス ブラウザで動く Web アプリケーション ワンソースによるレスポンシブレイアウト サポートするブラウザは IE9 以降や Android4.x 以降のモダンブラウザのみ Ruby on Rails 多言語対応あり SEO 対策はそれなりに必要 わりとフワッとしか要件が決まっていないままスタートしたので、TRY & ERROR を繰り返しながらの開発 すごく大雑把ですが、だいたいこんな感じの Web アプリケーションです。これを踏まえてフロントエンドをどのように開発していくかを設計していきまし
自分の書いたコードが即座に解析できる「StyleStats」でCSSを測ろう! 石本 光司(Kaizen Platform, Inc...) こんにちわ、@t32kだよ! 私は仕事では主にHTML/CSSコーディングを担当しているのですが、自分の書いたCSSがイケてるのか、そうでないのか、気になります。私、気になります!そうでなくても、他プロジェクトのCSSのレビューをお願いされたりすることもあるので、そのCSSがどのような状態であるのか、すばやく簡単に理解する必要性がありました。 そこで私は、StyleStatsというNode.js製のツールを作りました。 t32k/stylestats – GitHub StyleStatsの使い方はとても簡単です。ターミナルから下記コマンドを打てば、すぐにCSSを解析した結果が得られます。 $ npm install -g stylestats $
最近、上部に固定された横メニューをよく見かけます。最初から一番上にあるものだと最初から「position:fixed」で問題ないと思いますが、最初は一番上にはなく、メニューがページの最上部までスクロールされた時点で固定されるものだとちょっと工夫が必要です。 今回はそんな横メニューをできるだけ親切に解説してみます。 今回のメインはjQueryで固定するところなのですが、一応今回のサンプルで使用したHTMLとCSSも解説します。 HTML よくあるタイプの普通のリストメニューです。 <div id="menu-wrap"> <ul id="menu"> <li><a href="#">メニュー</a></li> <li><a href="#">メニュー</a></li> <li><a href="#">メニュー</a></li> <li><a href="#">メニュー</a></li> <l
とある案件で text-indet: -9999px で背景を表示させるテクニックを使用したところ、text-indent が効かない現象が起こったため、発生条件・原因・対処法をまとめます。 ※text-indet:-9999px=スパムというイメージを持たれる方がいらっしゃいますが、背景画像に書かれている文言と同じテキストをtext-indentで非表示にすることは問題ありません。 ユーザに見えている画像の文字と全く関係のないテキストをtext-indentで非表示にすることはスパムに当たる可能性が強いので行わないようにしましょう。 発生条件 text-indet が指定されている親要素に text-align: right が指定されていると発生します。 恐らくtext-alignが効くブラウザすべてで発生するものと思います。 ◆サンプル 原因 text-align: right で右
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