マツダはコンパクトカーの「デミオ(海外名:Mazda2)」を7年ぶりにフルモデルチェンジし、今秋の日本を皮切りに全世界で販売を開始する。日本での価格は約140万~約190万円の見込み。国内市場で、競合他社がコンパクトカーのハイブリッド車(HV)や軽自動車で新型車攻勢を掛ける中、マツダの巻き返しを担う期待の新型車だ。 前評判は上々である。2012年からスタートした新しい統一デザインを採用、コンパクトカーながらも、先に発売した「アテンザ」や「アクセラ」といった上級車と通じる、躍動感のある外観となっている。内装もコンパクトカーにしては上質感を持たせた。車体やエンジン、変速機なども全面的に刷新し、走行性能や燃費性能を高めている。 燃費は1リットル30kmというよさ 特に注目なのが排気量1.5リットルの小型ディーゼルエンジンの搭載車をラインナップすることだ。燃費は軽油1リットル当たり30km程度と、
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