千葉都市モノレールは17日、新型車両「URBAN FLYER(アーバンフライヤー) 0形」のテスト運転開始を発表した。3月いっぱいまでテスト運転が行われ、その間、シンボルマークと7月運行開始を告知するプロモーションラッピングが施される。 同車両は現在使用している1000形に代わる車両として導入される予定。「千葉モノレール新型車両デザイン検討委員会」から提案されたデザインを具現化し、先頭部を斜めにカットしたウェッジラインが外観上の特徴に。内装においては、既存車両よりもガラスエリアを拡大して明るく開放的な空間にしたほか、車椅子スペースを拡大するなどバリアフリー対策も施している。省エネルギー性能に優れたVVVFインバータ制御を採用し、スムーズな乗り心地が実現したという。 「アーバンフライヤー」は3月いっぱいまで車両性能の確認などを行うテスト運転を実施し、4~6月は運転士訓練期間にあてられ、7月か
東海道新幹線の初代「のぞみ」号として一九九二年にデビューした300系車両が三月、引退する。六四年開業時の0系、二代目の100系はすでに現役を退き、今の主流は高速性、環境性を兼ね備えたN700系。二〇二七年の東京-名古屋間開業を目指すリニア中央新幹線で走るL0(エル・ゼロ)系車両の開発も進み、高速鉄道技術の進化は続く。 (鎮西努) 「寂しいですが、二十年間お疲れさまと言ってあげたい」 JR東京駅の新幹線ホーム。東京第二運輸所助役の高塩博幸さん(49)が出発する300系を見やりながらつぶやいた。 二十年前の九二年三月十四日。この日朝六時十二分、記念すべき「のぞみ」の初列車が東京駅に向け、新大阪駅を出発した。300系車両のデビュー。二十九歳の若手運転士だった高塩さんは運転を任された。「加速が心地よく、運転しやすかったのを覚えています」 車掌業務で車内を検札して回ったときのこと。小学生の男の子がち
■有珠山噴火時に使用 ■長万部―小樽間、存続問われる 政府が建設を認める方針を決めた北海道新幹線の札幌延伸。開業時に並行在来線としてJRから経営分離される函館線函館―小樽間が、すべて鉄路として残るかどうかは今後の議論に委ねられた。特に長万部―小樽間は2000年3月の有珠山噴火で不通となった室蘭線に代わる貨物の輸送ルートとなっただけに、地元の足としてだけでなく、物流網としての存続の是非も問われることになる。 ◇ 道と本州を結ぶ貨物列車は現在、1日20往復の定期列車が運行する。道などによると、毎年500万トン近い輸送量で、道内に出入りする国内物流の7〜8%を占める。 札幌との間は室蘭線などが使われる。だが、有珠山噴火の際は東室蘭―長万部が約1カ月間不通で全面復旧まで2カ月以上かかり、この間、小樽回りの小樽―長万部が迂回(うかい)路となった。 JR貨物によると、当時の輸送対策はトラッ
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