大船~湘南江の島間(6.6km)を結ぶ湘南モノレールは、今年7月2日に全線開通50周年を迎える。同社は2015年5月、それまで株式の大半を保有してきた三菱グループから、みちのりホールディングス(以下「みちのりHD」)に株式譲渡され、経営体制が一新された。 大船~湘南江の島間全通の前日に、西鎌倉駅で執り行われた出発式(提供:湘南モノレール) 一方、同社の沿線エリア(鎌倉市深沢地区)に隣接する藤沢市村岡地区には、今年2月、神奈川県、藤沢市、鎌倉市、JR東日本の4者により、JR東海道線「村岡新駅」(仮称、2032年開業予定)の設置が合意されるに至った。湘南モノレールを取り巻く経営環境・沿線環境は大きく変化しつつある。 次の50年に向けてのスタートを切るにあたり、どのようなビジョンを打ち出していくのか。ポストコロナ期に向けての施策・経営課題等について、同社代表取締役社長の尾渡英生氏に話を聞いた。
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