東日本大震災で被災したJR気仙沼線について、宮城県気仙沼市が鉄道での復旧を事実上断念し、現行のバス高速輸送システム(BRT)を継続するJR東日本の提案の受け入れを決めたことが17日、分かった。菅原茂市長が18日にも会見で表明する。 地元の強い要望などを理由に最後まで鉄路復旧を求めてきた気仙沼市がBRT受け入れを決めたことで、沿線自治体がJRの提案を容認する方向で一致。BRTでの本格復旧を受け入れる環境が整った。
26日の北海道新幹線開業に伴い、JR北海道から経営分離される江差線を引き継ぐ第三セクターの「道南いさりび鉄道」は17日、札幌市のJR北の苗穂工場で、函館の夕闇に浮かび上がるいさり火などをイメージした特別列車「ながまれ号」の車両をメディアに公開した。26日の出発式で2両編成(正午発)でデビュー運行する。 「ながまれ号」は、JR北から譲り受けたキハ40形気動車9車両のうち2両を塗り直すなどして改装。外観は夜のとばりが下りる深い黒、紫が混ざった青色に、星や函館山のシルエットが銀色のラインで表現。夏の風物詩であるいさり火や夜景で有名な函館の街の灯りのイメージで塗装が施されている。 名前の「ながまれ」は、道南地域の方言で「ゆっくりして」「のんびりして」の意味という。車内は「道南杉」を使用したテーブルをしつらえる。 5月を予定している観光団体列車のほか、通常の列車としても使用する。 小上(こがみ)一郎
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