発見されたカコ・コーラの瓶。よく見ると「Kako Cola」とプリントされている=加古川市加古川町寺家町 「カコ・コーラ」なる清涼飲料水が、かつて兵庫県の加古川市周辺で販売されていた、という「都市伝説」があった。かの大手飲料メーカーの製品にあまりにも似ているため、クレームを受けて、1970年代前半のわずか2年しか製造されなかったとされる。知る人は少なく、長年、その存在さえ証明されていない「幻のコーラ」だったが、最近になって空き瓶が発見された。探し出された背景には、亡き人への思いがあった。(斉藤正志) 【写真】カコ・コーラの瓶が見つかった経緯を語る田中茂さん ■「おもろいもん」が好きだった 長さ20センチほどの透明のガラス瓶。よく見ると、「Kako Cola」の筆記体の文字のプリント跡が、うっすらと残っている。 NPO法人「シミンズシーズ」(加古川市)代表理事、田中茂さん(66)を訪ね、見つ
Wボケ&ツッコミ漫才で異次元の笑いを生み出してきた実力派漫才コンビ・笑い飯の哲夫さん。お笑い芸人として活躍しながら、 2020年から大阪市の相愛大学で人文学部の客員教授を務めるなど教育者としての顔も持っています。 【画像】学習塾を経営している笑い飯の哲夫さん そんな哲夫さんは、8年ほど前から大阪市淀川区で、低料金で通うことができる小・中学生向けの学習塾を経営しています。 哲夫さんが塾経営を始めた背景には、昨今社会問題になっている「教育格差」に対する思いがありました。子どもたちが学力を身につけるためには公教育だけでは難しい面がある一方、学習塾に通うためには高額な授業料が必要であることに疑問を持ったといいます。 哲夫さんの学習塾「寺子屋こやや」の実態や、スタートしたきっかけなどについて聞きました。 芸人の先生が教える低価格塾――哲夫さんはなぜ学習塾「寺子屋こやや」を始めることになったのでしょう
全但バスが大阪~城崎温泉・湯村温泉間で運行する高速バス「LuxRea(ラグリア)」。昼間の高速バスでは唯一、扉付き個室「グリーンルーム」を備えた(2022年1月、安藤昌季撮影)。 全但バスが運行する高速バス「LuxRea(ラグリア)」は、大阪と兵庫県北部の城崎温泉・湯村温泉を結んでいます。元々、広々としたパウダールームを備え、木目調の内装をしたグレードの高いバスだったのですが、2021年12月28日より、昼間の高速バスでは唯一となる、床から天井まで達するパーテーションで仕切られた扉付き個室「グリーンルーム」を備えた車両を登場させました。 【写真でイッキ見!】扉付き個室を備えた「ラグリア」全貌 2022年2月現在「グリーンルーム」が運行されるのは、大阪(阪急三番街)~城崎温泉線の大阪18時20分発と城崎温泉12時発、大阪(阪急三番街)~湯村温泉線の大阪17時20分発と湯村温泉10時30分発で
オフィス街にあって、まるで旅館のような佇まい。「天然温泉 花波の湯 御宿 野乃 大阪淀屋橋」のエントランス ホテルの中でいわゆる「ビジネスホテル」と呼ばれるカテゴリーがより高級に、プレミアム化する動きが、近年見られる。例えば、大阪のビジネス街、淀屋橋エリアに1月オープンしたホテル「天然温泉 花波の湯 御宿 野乃 大阪淀屋橋」は、客室やフロント、廊下も含めて全館畳張りで天然温泉付き、「まるで温泉旅館」と今、話題のホテルブランドだ。 【画像】全客室がヒノキ風呂…!スゴすぎるドーミーインの内側 このブランドを手掛けるのは、全国展開するホテルチェーン「ドーミーイン」をはじめ、学生寮事業やリゾート事業を行う株式会社 共立メンテナンス。「ドーミーイン」シリーズの和風プレミアムホテルとして「御宿 野乃」を運営している。 競合他社でも、大浴場付き施設や朝食に地元産品を使って充実させるなど、ただ泊まるだけに
埼玉県鶴ケ島市は9日、鉄道模型メーカーの関水金属(本社・東京都新宿区)が同市鶴ケ丘に計画している新工場の建設予定地(約3万2千平方メートル)と、隣接する鶴ケ丘児童公園(約2400平方メートル)を2022年度から官民連携で一体的に整備し、24年5月をめどに新たな交流拠点「(仮称)Nゲージとガーデンパーク」をオープンさせる、と発表した。会見した斉藤芳久市長によると、行政と企業が連携して地域に開かれた工場と周辺の公園を整備する試みは、全国的にもまれだという。 大宮で安売り有機青果店オープン 旧図書館を改装した商業施設「ビブリ」の1階 自社製造のビールも レール幅が9ミリの小型鉄道模型を「KATO(カトー)」のブランド名で製造し、精巧さが国内外で高い人気となっている関水金属は、鶴ケ島市富士見に工場があるため、14年度から市のふるさと納税の返礼品に採用されている。昨年1~12月は市全体の寄付額約2億
2023年度での廃止が決まっている木次線のトロッコ列車・奥出雲おろち号。その代わりに観光列車「あめつち」を導入するというJRの提案に対し、9日の検討会で島根県や沿線自治体が受け入れる意向を表明した。 JR西日本は木次線のトロッコ列車・奥出雲おろち号について、車両の老朽化などを理由に2023年度での廃止を発表している。JRと島根県、沿線自治体などは、去年8月から木次線の観光列車や観光振興について議論を重ね、9日、5回目となる検討会が開かれ た。 JR側は検討会を前に、山陰本線を走る観光列車「あめつち」を春夏秋の行楽シーズンを中心に週1回、木次線の宍道-出雲横田間に乗り入れ、定期列車についても内装や外装の装飾を行うといった案を自治体側に提示していた。 この提案に対し島根県の丸山知事は先月27日の定例会見で・・・ 丸山知事:「地域の観光振興と結び付けて活用することにより、効果が十分に期待できるも
車両故障のため稼働できる電車が1編成だけの「限界鉄道」となっていた千葉県銚子市の銚子電鉄(銚子~外川)は、故障が復旧し、2022年2月2日から故障前のダイヤに復帰する。 車両故障のため稼働できる電車が1編成だけの「限界鉄道」となっていた千葉県銚子市の銚子電鉄(銚子~外川)は、故障が復旧し、2022年2月2日から故障前のダイヤに復帰する。 当初、車両の復旧には相当の時間がかかる見込みだったが、他社の支援を受け約1週間で復旧がかなった。支援に応じたのは車両の古巣である伊予鉄道と、さらにその前の「生まれ故郷」にあたる京王電鉄の車両の保守・改造を担う京王重機整備だった。 ■京王→伊予鉄→銚子と車両譲渡の縁 銚子電鉄は現在、3編成6両の営業用電車を保有し、うち1編成が3月まで検査中で、残り2編成のうち2000形2002編成に故障が発生したのが1月24日のことだった。翌日から朝の列車4本を運休させ、2
山陽新幹線“ナゾの桃太郎の駅”「岡山」には何がある? から続く 無人駅というのは、つまり駅員のいない駅のことである。 【画像】誰もいないはずの駅に…ホラーみたいな「人がいる無人駅」の写真を全部見る 東京や大阪のような大都市ではめったにみかけるものではないが、地方の鉄道を旅しているとむしろ無人駅ばかりに出会う。なんでも、全国の鉄道駅のうち半分近くが無人駅だというから、大都市をのぞけばそこらじゅう無人駅だらけなのだ。(全2回の2回め/ 前編を読む ) 「人がいる無人駅」 そんな無人駅に、人がいたらどうだろう。もちろん乗客の話ではない。たいていの駅がもとは有人駅でそれが無人駅になったわけで、だから乗客は少ないのだが、まったくいないわけではない。無人駅にいたら驚く人は、鉄道会社の人である。誰だって、無人駅には駅員さんも鉄道会社の人もいなくて、せいぜいたまの見回りに来るくらいなものだと思っている。
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「歌は空っぽの自分がバランスを取るためのアイデンティティー」。昭和、平成、そして令和と、桑田佳祐は40年以上にわたって自作のポップスを音楽シーンの第一線で歌ってきた。サザンオールスターズの一員としてデビューしたのは、1978年。当時とは世間も様変わりした。時代とともにヒット曲を世に送り出し、世相もエロもナンセンスも描いてきた桑田は今、世の中をどう見つめ、歌にしているのだろうか。(取材・文:内田正樹/撮影:倭田宏樹/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 「僕自身は空っぽな容れ物みたいなものでね。空気とか情報とか、市井に浮遊しているものをキャッチしては、自分という空っぽの容れ物にポンポンと詰め込んで、それをシャッフルしたり、色付けしたりして吐き出してきた。『世の中を呼吸』しながら作品を紡いできたという感じ。そこに多少のエゴや性格もあぶり出されているのだろうけど、僕自身にあまり強い自我
JR西日本が2023年度での廃止を発表している「奥出雲おろち号」。 4日、初めてとなる運行検討会が開かれ、島根県や沿線自治体、JRなどが協議を行った。 検討会にはJR西日本米子支社や島根県、木次線の沿線自治体などの関係者が出席した。 木次線を走るトロッコ列車「奥出雲おろち号」は、車両の老朽化や部品の調達が困難になったことを理由に、JR西日本が2023年度を最後に運行を終了すると発表している。 検討会では、おろち号の現行車両を使った運行継続の可能性について話し合われた。 この中で、雲南市の石飛市長が車両の部品調達が不可能かどうか尋ねると、JR側は「部品の問題というよりも、車両自体の老朽化が進んでいて、商品としての品質を保つことが困難」と回答した。 また、おろち号と同様の車両の新造や改造の可能性についても話し合われたが、JR側は改造の基となる車両も数が少なくなっていること。新車を作るとしても、
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