ブラジル・サルバドールの病院で、小頭症の子どもを抱く理学療法士(2016年1月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/CHRISTOPHE SIMON 【2月18日 AFP】ブラジルの保健省は17日、これまでに小頭症と診断された患者の数が508人に上っていることを明らかにした。13日の時点では462人と発表されていたため、数日間で約10%の急増となった。先天性異常の小頭症については、ジカウイルスとの関連が疑われている。 保険省の発表によると、小頭症が疑われるケースは3935件に上るとされる。そのうちの約40%は、過去6週間に見つかっているため、通常はまれな先天異常が急速に広まっていることが見て取れる。小頭症は、先天的に頭が小さく、脳の発達異常も多くみられる。 ブラジルでは通常、小頭症と診断されるケースは年間150件程度。同国27州のうち、感染が報告されていないのは2州のみだという。 同国の専
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