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ブックマーク / realsound.jp (5)

  • 宇多田ヒカルの楽曲はなぜ心地よいグルーヴを生む? 現役ミュージシャンが分析

    宇多田ヒカルさんは15歳だった1998年に『Automatic』で鮮烈なデビューを飾りました。改めて聴いても、15歳の少女がこの曲を作って歌った、ということに心底驚かされます。 そのプロフィールは話題性も十分でしたし、コード進行もなかなか複雑で色っぽいですが、この曲がヒットした最大のポイントは、「和製」ではない物のR&Bのグルーヴの心地よさを日語の歌で表現したことにあるのではないかと思います。ボーカルのグルーヴ表現を何となく聴くだけでも十分わかるかもしれませんが、それは譜面的にも説明できます。 下の表はAメロの歌いだしのリズムを表したものです。1、2、3、4はそれぞれの拍の先頭(表)で「0.5」というのが拍の半分(裏拍)、太字がリズムのアクセントです。ザックリと言うと、最初の小節で言うと「なー な」でタメて、「かい めの」で進む、というリズムになっています。 1 1.5 2 2.5 3

    宇多田ヒカルの楽曲はなぜ心地よいグルーヴを生む? 現役ミュージシャンが分析
  • m.c.A・Tが証言する、90年代日本語ラップの興隆とその手法「ラップとメロディの融合を試みた」

    初の音楽ダンス映画として1992年に公開された『ハートブレイカー[弾丸より愛をこめて]』が、東映Vシネマの25周年を記念してDVD化され、11月7日に発売された。 同作は、ダイアモンドユカイこと田所豊演じるディスコ探偵が、無国籍な雰囲気の漂う世界で事件に巻き込まれ、登場人物たちがダンスバトルを繰り広げるという内容で、日だけでなくアジアの音楽シーンにも大きな影響を与えたとも言われるカルト映画だ。監督を務めたのは、数々のミュージックビデオやライブビデオを中心に制作を続ける小松莊一良(当時:壮一郎)で、全編の音楽および編曲も担当した富樫明生が“m.c.A・T”としてデビューする前に主題歌「Bomb A Head!」を提供した作品としても知られている。今回、リアルサウンドではラピュタ阿佐ヶ谷にて11月7日に行われた同作の上映会に向かい、m.c.A・T人にインタビューを実施。一世を風靡した「

    m.c.A・Tが証言する、90年代日本語ラップの興隆とその手法「ラップとメロディの融合を試みた」
  • 並木優がDTMとDJにのめり込んだワケ「いつも音楽のおかげで頑張れる」

    オリコンチャートを席巻した恵比寿マスカッツや、名曲「夢花火」をリリースしたつぼみなど、10年代に入っていわゆる「セクシー女優」による音楽活動は認知度、そしてその質においても驚くべき進化を遂げている。 古くは1980年代に天才クリエイター中村D児氏による「We are the world」へのアンサーソングや、孤高のドキュメンタリスト平野勝之監督とのコラボで数々の傑作生み出した故・林由美香嬢のカセットシングル曲など、業界は黎明期より音楽への興味深いアプローチを重ねてきたが、そのほとんどは彼女達をシンガーとして起用した作品だった。 しかし、人気セクシー女優として活躍する並木優は、シンガーとしてだけではなく、自らDAW(音楽制作用のPCソフト)を駆使し、トラックメイクまで手がけている「DTMer」である。セクシービデオの歴史30年近くを見渡しても、そんな女優は彼女の他に思い当たらない。 そこで今

    並木優がDTMとDJにのめり込んだワケ「いつも音楽のおかげで頑張れる」
  • 細野晴臣が“音楽の謎”を語る「説明できない衝撃を受けると、やってみたいと思う」

    世界各地の土地柄と音楽について語り尽くした新著『HOSONO百景』(河出書房新社)の刊行を期に行った細野晴臣へのインタビュー後編。1940年代音楽の”再発見”など、ポピュラー音楽の豊かな鉱脈について語った前編に続き、後編では自身のキャリアを振り返りつつ、リズムに対する考え方や、音楽における"謎”について含蓄あるトークを展開してもらった。聞き手は小野島大氏。(編集部) 「僕がやってきた時代を通して、ずっと少数派でした」 ――文化の継承という点でいえば、この書にも、今の日音楽家はルーツの意識が薄らいでいるんじゃないかということを述べられてますよね(21P)。異文化を受け入れて自分のものにしていくという過程が欠如してるんじゃないか、と。 細野:まあそれも何にも知らないで言ってる意見なんで、実際はどうなんだか。昨日テレビ見てたら、リトル・リチャードに影響受けたような若いバンド…名前忘れちゃった

    細野晴臣が“音楽の謎”を語る「説明できない衝撃を受けると、やってみたいと思う」
  • スピッツ田村、WRENCH松田、NoGoD華凛……実は凄腕なJ-ROCKベーシスト6選

    リズム隊とも呼ばれるようにドラムとともにバンドを支える役割であると同時に、旋律楽器という面も持つベース。かつて、BOØWYの松井常松が直立不動のダウンピッキングでベーシストの渋さを確立した一方で、爆風スランプの江川ほーじんはファンクやフュージョンでの奏法であったスラップ(当時はチョッパー)をロックに持ち込み、派手なプレイを幅広く浸透させた。近年ではヴィジュアル系を土台としながらも卓越したテクニックでフュージョン界にもその名を轟かせるIKUOや、ロックバンドにおける若手実力派ベーシストとして注目を集めるOKAMOTO'Sのハマ・オカモトなど、そのプレイスタイルは様々である。 ファンにとっては凄腕として認知されているものの、ボーカリストの存在やギターヒーローがバンド内に居るために、外にはなかなか、それが伝わらないベーシストがいるのも現実である。そんなJロック界における隠れざるベーシストの名手を

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