治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 G8サミットで「アフリカ支援」というテーマが上がっていました。U2のボノが「今回のG8ではアフリカ問題の扱いが低かった。来年の洞爺湖サミットに期待する」みたいな感想を漏らしていました。これは昔からずっとテーマになり続けています。勿論、アフリカの貧困はすぐに解決する話ではありませんから、国際社会の問題意識を維持していくことは重要です。 ただ、幾つかの点に留意することが必要です。まず、欧米諸国がよく主張する「貧困がテロの根元」という世界観です。これについては「ちょっと違うんじゃないか」ということを以前書きました(過去の書き込みはココ )。支援の理念たる世界観が誤っていると、処方箋も誤ってしまいます。あまり深くは書きませんが、テロは経済の問題
![緒方林太郎『対アフリカ支援』](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1b11ac4e65650a45a648d89659740813997114cc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstat100.ameba.jp%2Fspskin%2Fheader%2Ftalent%2Fr%2Frintaro-o.jpg%3F20240523)