● ある程度はリスクとして認識していたとしても、実際、これだけ急激に円高になってしまうと、パニック的な手仕舞い売りが先行するしかなかった状況。外国人投資家、特に円キャリーでレバレッジを効かせているヘッジファンドなどにおいては、「ポジション縮小→円キャリー解消→円高→円キャリー解消→ポジション縮小→株安→ポジション縮小…」というスパイラル構図。機関投資家にしてみると、第1四半期の業績好調のかなりの部分が円安頼みだったのは皆が承知。その前提条件が崩れてしまう懸念が広がると、もう「買えない」状況に陥ってしまいます。また、個人投資家のなかには、最近流行の為替証拠金取引で追証が発生したことは簡単に想像できるし、資金作りで株式を売る羽目に陥った向きも少なくなかったでしょう。あれはレバレッジの度合いがかなり大きいですから、これだけ為替が動くと厳しいことは想像できます。さらに、参加している層が株式市場と似
えー、とまりません・・・ どこまでいくの、あなた・・・と言いたいんですが、多分9月はもっとひどいような気がする。CDSがじわじわ広がりだしており、前に申し上げたとおり、トリガーを引いたときに本当に機能するかどうかだれもしらない商品というかシステム。デフォルトオプションを行使してみたら相手が資金繰りに苦しんで倒産していた、ということはJGBオプションでもありうる訳で、上場もされていないのだから、何の保証もない。 個人的にはこれが本当に機能するかどうかが現時点での最大の関心事ですね。 さて、アメリカは 本日住宅着工が発表されます。一喜一憂しても仕方ないんですが140万戸を切ると大騒ぎになるでしょうね。 カントリーワイド(アメリカのモーゲージローン及び証券化の最大手)も資金調達ができず、最終的な調達レートは10%を超えたと伝えられてます(未確認)。この会社はこのままFRBが放置するならアメリカの
フェア・マインデッドなテレグラフに敬礼(`・ω・´)ゞ。 というわけで、敬意を表してロゴをどーんと出してみる。 http://www.telegraph.co.uk/ 写真もなかなか素敵なものが毎日掲載されてますので、英語がわからなくてもどぞ♪ わざわざ腹を立てるためにマードック新聞のデコ記事なんぞ読みにいく必要なし。 Yen surges as carry trade unwinds (キャリートレードが巻き戻される中、円高騰) By Ambrose Evans-Pritchard Telegraph:16/08/2007A dramatic surge in the Japanese yen over recent days has cut off a key source of liquidity for the global asset boom, setting off a pa
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