グラフィックス処理回路も搭載した「Intel System Controller Hub」(左)と,マイクロプロセサの「Intel Atom Processor」(右)。 米Intel Corp.は2008年4月2日,東京都内で記者会見し,同3月3日に発表した同社の低消費電力マイクロプロセサ「Intel Atom」とそのチップセットについての詳細,および2008年夏からそれらを搭載した端末「Mobile Internet Device(MID)」などが登場することを明らかにした(上海でのIntel Developer Forum Spring 2008での発表についての記事)。 Atomは,最大1.86GHzと高速動作でありながら,消費電力が2.4W以下と小さいことが特徴のマイクロプロセサ(関連記事1)。3月初めの時点で既に,松下電器産業やウィルコムが対応端末を発表済みである(関連記事2,