[デトロイト/東京 4日 ロイター] 米国自動車市場が転換期を迎えた。各社が現地時間の3日に発表した5月の販売台数は、ガソリン価格の上昇を背景に、乗用車の比率がライトトラックを逆転。乗用車に強い日系メーカーのシェアが初めて40%を突破した。 6月4日、米国自動車市場が転換期を迎えた。各社が現地時間3日に発表した5月の販売台数は、乗用車の比率がライトトラックを逆転。乗用車に強い日系メーカーのシェアが初めて40%を突破した(2008年 ロイターグラフィックス/Catherine Trevethan) さらにゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nが北米の大型車工場4カ所を閉鎖することも発表し、市場は完全に大型車から小型車へシフトしつつある。だが日系メーカーにとっても、米景気減速で自動車市場全体が縮小している上に、小型車は利益率が低く、手放しでは喜べない状況だ。 5月はホンダ7267.Tの「シビック