金融そして時々山 山好き金融マンのホームページ 余り日本のマスコミが取り上げない視点から経済と金融を語るページです そして時々山やアウトドア・町歩きを語ります にわかには信じられない話だが、S&Pが今週火曜日に発表したところでは、2006年に実行されたサブプライム・ローンの41%以上が遅延を起こしている。10人の内4人が遅延を起こしているというのは「借りた金を返さなくても良い」という風潮がアメリカの低所得者の中に広がっているのではないか?という懸念を抱かせる。サブプライムよりワンランク上のAlt-Aというクラスの住宅ローンでも2006年に実行された分の延滞率は21%を超えるとS&Pは予想している。 米国の住宅ローンはこのような無茶苦茶な状態であり、その結果住宅ローン証券化のご本尊のファニーメイとフレディマックを中心に金融株が売り叩かれ、そのあおりを食らって比較的健全な(今回は!)日本