3月30日、米政府の自動車作業部会がGMとクライスラーの再建計画受け入れを拒否。写真はデトロイトのGM本社。昨年6月撮影(2009年 ロイター/Molly Riley) [ワシントン 30日 ロイター] オバマ米政権の自動車作業部会は30日、ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nとクライスラーの再建計画の受け入れを拒否した上で、負債削減のため破産処理を行う可能性もあると明らかにした。 ある米政府当局者は匿名を条件に「われわれは残念ながら、両社のプランはどちらも現実的ではなく、彼らが求めている多額の追加投資は正当化できないとの結論に達した」と述べた。 作業部会はGMが求めていた最大300億ドルの融資を行う代わりに、今後60日分の運転資金だけを拠出する方針を示し、GMに対し、新たな経営陣の下でさらに大規模な再建計画を策定するよう求めた。 一方、GMはワゴナー最高経営責任者が即日辞任すると発表した