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2009年6月20日のブックマーク (3件)

  • 貧困層が引っ張るインド経済

    「後進国」の強み 経済の柱の1つの農業は今年も堅調で、農村の消費需要も拡大しそう Ajay Verma-Reuters 世界経済の09年の見通しがほぼ真っ暗ななか、数少ない希望の光がインドだ。インド経済の今年の成長率は5~6%で、90年代の年平均成長率を上回りそうだ。 確かに株価は暴落して失業者は急増、住宅価格も一部ではアメリカのマイアミビーチ並みに下落している。1月7日には、IT大手サティヤム・コンピュータ・サービスが利益の水増しを行っていたことまで明らかになった。 それでも、国全体が脱線するほどではない。インドが誇る意外な牽引役、貧困層のおかげだ。近年の所得増加の結果、生活必需品や基的サービスに対する巨大な需要を生み出している。 彼らは、最低生活水準よりは上の暮らしをしているが、現代の消費社会の仲間入りをするほど豊かではない中流予備軍。その台頭自体は新しい話ではないが、今回の危機では

    fujikumo
    fujikumo 2009/06/20
    <中国とは実に対照的だ。中国経済は半分以上が外需だが、インド経済は4分の3が内需。「だからこそ、インドは世界貿易の縮小から影響を受けにくい」と、インド政府の経済顧問を務めたサンカール・アチャリャは言う>
  • スラムドッグの抜け出せない監獄

    映画『スラムドッグ$ミリオネア』を見に行く途中、タクシーの運転手に頼んでコルカタ(カルカッタ)市内のタングラ地区を通ってもらった。このインド東部の都市にあるスラム地区に、私は10代後半のころ暮らしていた。35年以上昔の話だ。 ほとんど変わっていなかった。迷路のように入り組んだ狭い通りに、金属板とポリ袋でつくった粗末な小屋。ガリガリにやせた男が道端でかみタバコをくちゃくちゃやり、裸の子供たちが路上で排便し、空き缶を抱えた女たちが公共の水道の蛇口の前に列をつくる。 ゴミと排泄物の臭いが充満しているのも昔と同じ。60年代と違うのは、いくつかの小屋にカラーテレビがあることだけだった。 私は今でも、どうやって自分がそこから抜け出せたのか不思議に思う。今年のアカデミー賞で8冠に輝いた映画『スラムドッグ$ミリオネア』の主人公のジャマールは、いかにも映画らしく、愛と勇気と幸運の力で道を切り開く。この映画

    fujikumo
    fujikumo 2009/06/20
    どういうふうにしてインドのスラム街から出発して、news weekの記者になったか。半生を回想。
  • 保険金欲しさに愛車に火を放つ愚

    アメリカ人は車を愛していたものだ。しかしこの不況で、その愛も冷めはじめている。 例えばサウスカロライナ州のある男性は今年初め、02年式のフォード社製ピックアップ車が盗まれたとして保険を申請。車はすぐに自宅から数キロのところで黒焦げになった状態で発見された。こじ開けられたような形跡は見つからなかった。代わりに明らかになったのは、この男性が車のローンの支払いを滞納し、過去2回もローンの借り換えをしていたのを隠していたこと。 カリフォルニア州のある女性は、GM社製の02年式SUV車が駐車場から忽然と消えたと保険申請した。実際のところ、彼女はその車をメキシコで解体し、部品を売りさばいていた。アリゾナ州の男性は、06年式の乗用車の月々の返済ができなくなり、娘の彼氏に、娘との結婚を認めてやるから車に火をつけてくれと頼んだ。 全米保険犯罪局(NICB)の広報担当者フランク・スカフィディによれば、このよう