東京電力福島第一原発の事故をめぐって国の暫定基準値を超える放射性物質が魚介類から初めて検出されました。 茨城県北茨城市沖できのう獲れたコウナゴから基準値を超える量の放射性セシウムが検出されました。 茨城県内のすべての漁協は当面の間、コウナゴ漁を中止することを決めました。 茨城県では福島第一原発事故の影響で震災後、漁の見合わせが続き各漁協が安全性を確かめるためサンプル調査を行っています。 茨城県によりますと、きのう、北茨城市沖4キロの海でとれた「コウナゴ」から国の暫定基準値の1キログラムあたり500ベクレルを上回る526ベクレルの放射性セシウムが検出されました。 福島第一原発の事故をめぐって、魚介類から国の基準値を超える放射性物質が検出されたのは初めてです。 県によりますとコウナゴはイカナゴの稚魚の呼び名で、茨城県では毎年3月から6月にかけて、沿岸から15キロ以内の水深30メートルより浅い沖
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