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ブックマーク / traindusoir.hatenablog.jp (2)

  • 池尾和人『現代の金融入門【新版】』 - 備忘録

    文に追記し、注を追加しました。(04/14/12) 現代の金融入門 [新版] (ちくま新書) 作者: 池尾和人出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/02/10メディア: 新書購入: 21人 クリック: 300回この商品を含むブログ (47件) を見る 金融取引、銀行システム、企業統治(ガバナンス)の基から中央銀行による金融政策、金融規制監督まで、幅広く取り扱う入門書であり、現代における金融の機能や役割を理解する上で極めて有用な書といえる。稿は、書の内容を紹介するものではなく、著者の日の市場経済観やマクロ経済観について興味を引く記述があったので、この点をのみ取り上げるものである。 著者はまず、J・マクミラン『市場を創る バザールからネット取引まで』の整理にしたがい、市場機構がほんらいの力を発揮するためには、 1.情報が円滑に流れること 2.財産権が保護されていること 3

  • 日本の雇用システムの柔軟性とその弊害 - 備忘録

    ※追記を追加しました。(09/06/10) 先日のエントリーに関連して─というか、「チンピラ」(爆)のことは無視して─日の雇用システムについて、もっとまじめに考えてみることにしましょう。先日も紹介した大内伸哉「雇用はなぜ壊れたのか」から、別の一節を以下に引用します。 しかし、こうした給料の引き下げは、法的にはそれほど簡単なことではない。すでにある給料システムを変更するためには、原則として、個々の社員の同意が必要であるし(労働契約法8条)、就業規則という労働条件を統一的に定めている規則を変更することにより給料を一括して引き下げる場合には、厳格な要件(合理性)を充たさなければならないからである(同法第10条)。 このように給料による調整が困難である以上、解雇まで厳格に規制するのは経済合理性に合わないともいえる。しかし、現在の法的ルールでは、経営上の必要性がある場合の解雇(整理解雇)であっても

    fujikumo
    fujikumo 2009/06/09
    <世間一般に格差問題といわれますが、その多くの文脈で語られているものとは異なり、この企業規模間の格差こそが、私見では、格差の問題にとってより重要な要素であるように思われます。>
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