エイベックスとNTTドコモが提供しているケータイ専用チャンネルの「BeeTV」が絶好のスタートを切った。サービスを開始して1か月が過ぎ、総ダウンロード数で1000万件を突破した。独自のコンテンツにこだわり、また広告に頼らない有料配信のビジネスモデルが注目されたが、「テレビのコンテンツに頼らないのが勝因。ワンセグ携帯は大きく水をあけられるだろう」(三菱総合研究所・情報通信政策研究グループの中村秀治氏)と評価も高く、新たなケータイ・コンテンツへの期待が膨らんでいる。 1か月で総ダウンロード1000万件を突破 YouTubeやニコニコ動画など、いまや動画はパソコンや携帯電話から簡単に見ることができて、どこでも楽しめる。最近では電車の中で見たいテレビ番組を、ワンセグ機能を使ってイヤホンをしながら見ている人も増えてきた。 そこに登場したのが、エイベックスのケータイ専用チャンネル「BeeTV」だ。提携
アナログ放送の「跡地」に携帯電話会社が殺到 (松崎 隆司=フリーライター) NHKと民間各局は、2011年7月24日をめどにアナログ放送から地上デジタル放送へ移行するべく、準備を進めている。これに伴ってアナログ放送は停止。これまで使っていた帯域の一部(90〜108、170〜222、710〜770メガヘルツ)が空くことになる。 このアナログ放送の「跡地」は、地上波のテレビが現在使っている帯域の3分の1に相当する。総務省はこの帯域の使用について「テレビ放送以外の放送や移動体通信で利用することができる」(総務省・電波政策課関係者)と説明している。「跡地」の利用を巡って、携帯電話会社が水面下でし烈な争奪戦を展開している。 携帯電話会社はワンセグ対応機を作っても儲からない 総務省は2006年3月、この「跡地」の利用法について検討するため「電波有効利用方策委員会」を立ち上げた。これに先立って
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く