米HP、パブリッククラウドから撤退し、マネージドサービスと仮想プライベートクラウドへ注力。「HP Helion Public Cloud 」は来年1月で終了へ 「最適なパブリッククラウドの組み合わせを提供してほしいという要望に応えるため、われわれは戦略を変更する」。米HPのHP Cloudシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャのBill Hilf氏は、10月21日付のブログポスト「A new model to deliver public cloud」(パブリッククラウド提供の新しいモデル)で、これまで提供してきた同社のパブリッククラウドサービスを来年1月で終了することを明らかにしました。 米HPはOpenStackをクラウド基盤ソフトウェアとして採用し、プライベートクラウド向けにはパッケージソフトウェアとして「HP Helion OpenStack」を提供し、パブリッククラウドとし
こんにちは、技術研究課の薄井です。 さて、今回はAmazon WorkSpacesに、SORACOM Air SIMを利用してアクセスしてみたいと思います。 SIMフリーのデバイスが必要になりますので、今回はWindows タブレット(ASUS TransBook T100TAL)でアクセスしてみます。 SORACOM Air SIM とは? 株式会社ソラコムが提供するIoTデバイス向けのSIMカードです。 Air SIMを利用することで、従量課金でNTTドコモが提供するLTE/3Gネットワークを利用することが出来ます。 また、ユーザーコンソール・APIからSIMを操作できるため、通信の許可(休止・再開)、通信速度の変更、利用実績の確認などが行えます。 詳しくは、ソラコム社のサービス紹介ページを参照ください。 参考:SORACOM Air SIM SORACOM Air SIM で A
こんにちは。サーバレスアーキテクチャにハマっている高橋です。 以前にご紹介したとおり、Amazon S3にクロスリージョンレプリカ機能が追加されました。 S3クロスリージョンレプリケーションで全世界ファイルサーバの夢を見る このブログを読んで頂ければ分かるのですが、クロスリージョンレプリカは2つのバケットでしかレプリケーションができず、Zabbixおじさんの夢であった全世界ファイルサーバはできませんでした。 そこで今回 AWS Lambdaを利用し、全世界ファイルサーバを構築して、Zabbixおじさんの夢を叶えてみました。 おじさんの構想~なにができたか、できなかったか~ そもそもZabbixおじさんは何をやりたかったのでしょうか。下の図をご覧ください。 3つのリージョンにバケットを作成し、全世界でクロスリージョンレプリケーションのリングを組んで、全世界で同じファイルが見える低レイテンシー
先日に続きreInventの基調講演を聞いた感想です。この1枚にAmazonが考えるLambdaの重要性が濃縮されているように思えます。 まずVirtual Machinesですが、これはEC2やElasticBeanstalkのような仮想サーバを指します。AWSの根幹を支えるサービスですね。次にContainersは、EC2 Container Service(ECS)です。EC2を仮想化して束ねて使うサービスですね。そして、FunctionsはLambdaです。コードをアップロードするだけで利用できるコンピュートエンジンです。 AWSの中で仮想サーバは最重要サービスであることは間違いないのですが、その次に力をいれてくるのはContainersだと思っていました。それが、この絵をみると同列の存在としてLambdaが出てきています。Amazonとして、Lambdaが如何に大切なサービスなの
今年の夏に発表されたAmazon API Gatewayから、モバイルアプリのバックエンドについてのアーキテクチャのあるべき形を検討しておりました。自分の中ではある程度の結論が出ていて、幾つか実験的に構築して満足する結果は出ております。ところが、先日のreInventでAWS Mobile Hubが発表されたことにより少し混乱することになりました。AWSが勧めるアーキテクチャはどんな形なんだと。ということで、一旦整理してみます。まずは、API Gateway・Mobile Hubを使ったパターンのそれぞれの比較です。 Amazon API Gateway API Gatewayを利用した場合は、モバイルアプリからのAWSリソースの利用はAPI Gatewayを経由することになります。また実際にはAPI Gateway⇒Lambda or API Gateway⇒Lambda⇒他のAWSリソ
今年の春(2015年3月)に出版したAmazon Web Services パターン別構築・運用ガイドの序文に次のような文章を書いています。 クラウドという言葉が一般的になってから、もう何年も経とうとしています。当初は、不慣れな従量課金やセキュリティへの不安から、採用する企業はごく一部の企業に限られていました。しかし、クラウド自身の進化と、それを取り扱うユーザ・企業・コミュニティの成長とともに、多くの企業がクラウドを検討・導入するようになりました。そして最近では、クラウドファーストという考え方のように、システムの導入の際はまずクラウドで実現できないかという考え方が当たり前になりつつあります。今では更に考え方が進み、クラウドネイティブという名のもとに、クラウドを前提としたアーキテクチャ・設計が採用されつつあります。 半年前は、現時点ではクラウドファーストが浸透してきた所で、その次はクラウドネ
先日、サーバレスアーキテクチャ(ServerLess Architecture)について簡単にまとめてみたところ、様々なご意見頂きました。その中で特に多かったのが次の2つです。 サーバレスといっても、裏にはサーバがある 単なるSaaSやPaaS,BaaSを別の言い方にしただけでは? 面白い視点だと思うので、個人的な見解を整理してみます。 裏にサーバがあるのに、サーバレス? 「サーバレスといっても、裏にはサーバがある」というツッコミは、その通りです。この文脈で言うサーバレスというのは、利用者側から見て管理するサーバがないという意味です。従来だと、自前でサーバの設定をして、パッチ当てやログの管理が必要でした。ChefやAnsibleなどの構成管理ツールを使ったとしても、自分で管理する必要があるという点では同じです。 これに対して、サーバレスの場合はユーザがサーバを管理する必要はありません。例え
サーバレスアーキテクチャの整理です。少し前は、2-Tier Architecture(クラウドネイティブなアーキテクチャ)と3-Tier Architecture(従来のアーキテクチャ)という対比で論じられることが多かったです。しかし、API Gatewayの登場により、3-Tierな構造でもクラウドネイティブなアーキテクチャにしやすくなりました。ということで、サーバレスアーキテクチャ(ServerLess Architecture)と呼ばれることが多いです。 サーバレスアーキテクチャのパターン それでは、従来型のアーキテクチャ(旧3-Tier)と2-Tierパターン、API Gatewayを利用したサーバレスアーキテクチャをそれぞれ見てみましょう。 従来型のパターン( アプリケーションサーバ・パターン) まずは従来型のアーキテクチャです。間にELBを挟んでAutoScaleにすることは多
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