Googleが中心となってオープンソースで開発されているGo言語は、WindowsやmacOS、Linux、FreeBSD、iOS、Androidなど、さまざまなOSやCPUに対応したバイナリを生成できることが特長の1つとなっています。 そのGo言語のコンパイラが生成するバイナリにWebAssemblyが追加されました。WebAssemblyは、Webブラウザ上でネイティブコードに近い実行速度で高速に実行できるバイナリフォーマットです。 WebAssemblyのサポートは昨年2月から検討がはじまり、先月末に最初のコードがコミットされた状態で、現在も開発が進んでいます。 GOの今後のバージョンアップで正式にWebAssemblyがサポートされる見通しです。 Go言語はサポートするOSやCPUの種類をそれぞれ「GOOS」と「GOARCH」の値で示しています。例えばWindowsのGOOS値は「
NGINX Unitが正式リリース。PHP、Go、Pythonなどに対応した軽量アプリケーションサーバ オープンソースで開発されている軽量なアプリケーションサーバ「NGINX Unit」の正式版がリリースされました(「Announcing NGINX Unit 1.0 | NGINX」)。 NGINX Unitは、軽量なWebサーバとして知られるNGINXの開発者であるIgor Sysoevが設計し、NGNIXのソフトウェア開発チームが実装を担当したもの。昨年の9月にパブリックプレビュー版が登場しており、今回それがバージョン1.0に到達しました。 参考: 日本Nginxユーザ会が発足。開発者Igor Sysoev氏が語る、Nginxが生まれ、商用化された理由 - Publickey NGINX Unitの主な特長は、動的制御が可能なためコンフィグレーションやアプリケーションの入れ替え、バー
Google、Mozilla、マイクロソフトが「WebAuthn」の実装を開始。これによって「FIDO2」の普及が期待され、Webブラウザから指紋認証や顔認証などで簡単にWebサイトへのログインや支払いの承認といった操作が実現されそうだ。 多くのWebアプリケーションは、ユーザーの認証にユーザー名とパスワードの組み合わせを用いています。 しかしユーザー名とパスワードの組合わせを用いる方法にはさまざまな問題が指摘されています。身近なところでは、安全なパスワードを生成することの手間や、安全性を高めるためにパスワードの使い回しを避けようとした結果発生する多数のパスワードを管理することの手間などがあげられます。 そしてこうしたパスワードの不便さが結果としてパスワードの使い回しを引き起こし、いずれかのサイトで万が一パスワードが流出した場合にはそれを基にしたリスト型攻撃が有効になってしまう、などの状況
Kubernetesを統合した「Docker Enterprise Edition 2.0」正式版リリース。コンテナランタイム、オーケストレーション、ネットワーク機能などを含む総合コンテナソリューション Dockerは企業向けコンテナソフトウェアの「Docker Enterprise Edition 2.0」正式版がリリースされたことを発表しました。 Announcing #Docker Enterprise Edition 2.0 – the only enterprise-ready container platform to support multi-Linux and Windows, multi-cloud and orchestration choice with @kubernetesio and #Swarm: https://t.co/qj5LKGbsl4 pic.tw
Google、Dockerデーモンに依存せずコンテナイメージをビルドできる「kaniko」オープンソースで公開 通常、Dockerfileからコンテナイメージをビルドするには、Dockerデーモンにアクセスする必要があります。Dockerデーモンは実行にルート権限を必要とするため、ルート権限に簡単にアクセスできない環境、例えばKubernetesクラスタ内のDockerコンテナ環境などではコンテナイメージのビルドが難しいとされてきました。 オープンソースで公開されたツール「kaniko」は、この課題を解決するために開発されたとGoogleは説明しています。 With kaniko, we both build an image from a Dockerfile and push it to a registry. Since it doesn’t require any special
オラクル、JavaやJavaScript、Ruby、Pythonなど多言語対応を単一ランタイムで実現する「GraalVM」をオープンソースで公開。Twitterが本番環境で採用 JavaやJavaScriptなどには、それぞれその言語を実行するためのランタイムが存在します。JavaならJavaVM、JavaScriptならJavaScriptエンジンといった具合です。 米オラクルがオープンソースで公開した「GraalVM」は、これまで言語ごとに個別に用意されていたランタイムを統合し、単一の高性能なVMにするという同社の研究の結果開発された汎用仮想マシンあるいは汎用ランタイムです(米オラクルのブログ、日本語訳)。 GraalVMのWebサイトには、次のような説明が記されています。 GraalVM is a universal virtual machine for running appli
毎年秋に開催されていたJavaのイベント「JavaOne」は、今年から名称が「Oracle Code One」になり、Javaだけでなく他の言語や技術なども扱うデベロッパー向けの総合イベントになることが明らかになりました。 JavaOneのオフィシャルツイッターアカウントによると、従来のJavaOneの内容はすべてOracle Code Oneに吸収されるようです。 Oracle Code One event will include the all the content from JavaOne The new website: https://t.co/Q9bGds6cy4 Dates: Oct. 22 to 25, 2018#Java #JavaOne pic.twitter.com/bvKPN0UcL8 — JavaOne Conference (@JavaOneConf) 20
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く