平素より弊社製品をご愛顧くださいまして、誠にありがとうございます。 日本マイクロソフトの加藤です。 クラスター サービスでは、ノード間通信が失敗するとクラスター サービスが停止してしまう障害が発生することがございます。クラスター サービスが停止した原因がノード間通信やクォーラム ディスクへのアクセス遅延の場合にはシステム ログに下記のようなログが記録されます。 ■ ログ: システム, ソース: FailoverClustering, イベント ID :1135 (ノード間通信のハートビートの疎通が失敗してしまい、クラスターを構成するノードがクラスター サービスから除外されたことを示すエラー) ■ ログ: システム, ソース: FailoverClustering,イベント ID :1177 (クラスターの起動時にクォーラム ディスクへの接続が遅くクラスター サービスが何度も再起動を繰り返す
クライアントPC向けのOSがWindows 7からWindows 8にバージョンアップするのと足並みを揃えて、サーバ向けのOSもWindows Server 2008からWindows Server 2012にバージョンアップする。 Windows Server 2003からWindows Server 2008へのバージョンアップでは、「サーバーマネージャ」の導入や「役割・機能」という概念の導入が目新しかったものの、画面のデザインや操作体系には大きな変化がなかったので、比較的、スッと移行できたのではないだろうか。しかし、Windows 7とWindows 8の間の違いからすると、今回のWindows Server 2012ではガラリと大変化が起きたのではないか… というところが気になっている管理者は少なくないかもしれない。 そこで、新機能に関する解説は他の記事に譲って、ここではWindo
「Windows Server 2012 R2パワーは、2013年10月から出荷が予定されているWindows Server 2012 R2の注目機能について解説するコーナーです。 ※本記事はPreview版をベースにした以前の記事をベースにリライトしたものです。 Windows Server 2012のバージョンアップ版であるWindows Server 2012 R2の開発が完了し、製品の提供開始が2013年10月18日に決まった。これに伴い、本フォーラムでも新たにWindows Server 2012 R2の解説連載を開始する(Windows Server 2012をベースにした以前の記事については連載「Windows Server 2012クラウドジェネレーション」参照)。今回は販売開始が近づいた、Windows Server 2012 R2のリリース時期や価格情報などのほか、機能
こんにちは 4月に新卒で入社した高橋です。はやいものでもう10月ですね。秋といえばスポーツでしょうか。 さて今回はAWS上にWindows Server 2012でVPNサーバを立ててみようと思います。 構成図は下の通りです。 VPC内のPublicサブネットにあるVPN Serverを経由し、Privateサブネット内のTargetインスタンスと通信してみたいと思います。通信はL2TP/IPsecを採用します。 セキュリティグループ Targetインスタンスのセキュリティグループは、VPN ServerのセキュリティグループからのInboundアクセスのみに絞ることが可能です。 VPNサーバの設定 VPN Serverの設定を行います。 設定の方法は下記のリンクを参考に致しました WindowsServer2012でVPNサーバーを立ててみる - まぽろぐ2chがPPTPポート(1723
追記:日本語によるAWSから案内がありました。http://aws.amazon.com/jp/windows/2012r2-network-drivers/ 2014年9月4日 AWSより重大なお知らせとして告知されています。 Important information about Amazon EC2 instances running Windows Server 2012 R2 ざっと訳してみますと、Windows Server 2012 R2のプラグ&プレイクリーンアップという機能によって、EC2のネットワークデバイスが削除されて、この状態でEC2インスタンスを再起動すると通信できなくなるようです。 AWSでは対策にとりかかっており、対策されるまではプラグ&プレイクリーンアップを無効にするようにと案内があります。 また、プラグ&プレイクリーンアップの定期実行を無効にするスクリプト
(1) (2) プリセールスは、その営業活動の一環として 商材の動作検証やデモンストレーションのために小さな環境を構築することが多々あります。 “デモセンター”といった自社のショールーム施設を活用できれば良いですが、 様々な理由でそうもいかないケースもあります。特に、インフラ系の商材は管理サーバーが増えがちで、少ないリソースでどれだけ安定かつリッチな環境を整えられるかがエンジニアとして腕の見せどころです。 したがって、各種管理サーバーをできるだけ同居してまとめる必要がありますが、当初の計画を崩されてしまいがちなのが「Active Directory ドメインコントローラーにインストールできない」問題。 本番環境であればドメインコントローラーはできるだけクリーンな方が良いのは分かるのですが、上の写真のように影響があるとは考えづらい 管理コンソール ですら弾かれてしまうケースが増えてきています
Add your Ruby gems to AWS CodeArtifact Ruby developers can now use AWS CodeArtifact to securely store and retrieve their gems. CodeArtifact integrates with standard developer tools like gem and bundler. Applications often use numerous packages to speed up development by providing reusable code for common tasks like network access, cryptography, or data manipulation. Developers also embed SDKs–such
SR-IOV (1) (2) (3) (4) InfiniBand (1) SMB Multichannel (1) (2) (3) Windows Server 2012 以降、SMB Multichannel は既定値は On です。 バグかアルゴリズムを完全に掴めていないか分かりませんが、Multichannel はたまに変な動きをします。SOFS など、少し手の込んだシステムを組んでいる場合は経験があるかもしれません。トラブルを最小限に抑えるためにも、ネットワーク管理者やサーバー管理者は挙動とルールを把握し、安易に "自動" に任せずコントローラブルな状態にしておきたいところです。 SMB Multichannel によって意図しない通信経路になる? 例えば、1 台のサーバーに次のような 4 つの NIC が搭載されているとします。 NIC A: 10 Gbps NIC B: 10
SR-IOV (1) (2) (3) (4) InfiniBand (1) SMB Multichannel (1) (2) (3) 前回 の内容から、SMB 通信限定、かつ障害対応を無視できるのであれば Multichannel の方が優れているように感じたでしょう。 しかし、その決断をするにはまだ早いかもしれません。 確かに机上ではそうなのですが、実環境では実はそう簡単ではないのです。 複数のネットワークでラウンドロビン? 下図は前回も紹介した SMB Multichannel によるラウンドロビン。 ファイルを細切れにして並列転送することでワイヤースピード超えを実現します。 仕組みは非常に簡単であり、実装は難しそうには見えません。 ではなぜ、多くの NIC Team ではラウンドロビンを実装しないのでしょうか? 上図は2台のサーバーだけの世界でしたが、 実際の環境では各セグメントに様
次はチーム構成時に必要となる動作モードとアルゴリズムについて解説する。 チーミングモード チーミングモードとは、チームを組んだ複数のアダプター間で通信の負荷分散(ロードバランス)をするかしないか、また負荷分散する場合はサーバーからの送信パケットのみか、送信・受信とも負荷分散させるかを決めるパラメーターである。 言葉だけ聞けば、「送信のみ負荷分散」より「送受信とも負荷分散」を選びたくなるところだろう。しかし受信パケットに対する負荷分散はLBFOといったサーバー側のチーミングユーティリティでは対応できない。なぜなら、チームによって束ねられたケーブルのうち、どれを使ってパケットを送るかは送信元(相手側)が選ぶからだ。すでにケーブルを伝って送られてきた受信パケットについて、別のアダプターが受け取ることは物理的にも不可能である(図4)。 図4「チーミング構成におけるパケット送受信と負荷分散の原則」
Windows Server 2012 は、Hyper-V でしか動かない OS ではありません。RHEV の上で動かすかもしれないし、VMware vSphere 上で動かすかもしれない。。。 となると、 「WS2012 で追加された仮想化連携機能は Hyper-V 以外でも使えるのか?」 というのが気になるところ。 今回は「Active Directory ドメインコントローラーの仮想化対応」が VMware vSphere でも利用できるのか触れたいと思います。 WS2012 で強化された「AD 仮想化対応」の内訳は下記の2つ。 VM-Generation-ID による短絡的なオペミスへのセーフガード 仮想化されたドメインコントローラーのクローニングのサポート Windows Server 2012 の AD 仮想化対応のまとめ - Active Directory 仮想化 (4)
(1) (2) (3) (4) (deep dive) 前回の最後で、いま現在の ODX 対応ストレージと選定にあたっての注意ポイント について触れました。引き続き、利用要件と制約について触れていきたいと思います。 ODX を利用できる環境 普通の環境であれば、問題が出ることは無いと思います。 (1) ホストからの直接発行 LUN との接続プロトコル: FC、FCoE、Shared SAS、iSCSI*1 WSFC のクラスターディスクや CSV 配下のディスクも対象 (2) リモート越しの代理発行 ホストとの接続プロトコル: SMB 3.0 リモート先ホストの要件として (1) や (3) も確認 (3) Hyper-V 仮想マシンからの代理発行 SCSI コントローラー接続*2 の下記形式: VHD or VHDX(上記 (1) の条件も適用) パススルーディスク*3 仮想ファイバーチ
(1) (2) (3) (4) (deep dive) 前回 のとおり、OS レベルでの実装により、日常のエクスプローラー操作でも効果を発揮する ODX。 個人的にはこれだけでも素晴らしいと思うのですが、驚いたのは利用シーンがとても幅広いということです。 ODX がサポートされる環境の例 言葉では分かりづらいため ODX を利用できる例を図示してみたいと思います。 ODX は LUN レプリケーションではないので、 LUN 間はもちろん、LUN 内のファイルコピーでも OK です。 移行元や移行先は Hyper-V のレイヤを挟んでいても OK 仮想ディスク (VHD, VHDX) や CSV 環境もサポートします。 更に、ネットワーク越しにある別サーバーへもサポート。 ソースとターゲットが共にリモート越し、 つまりストレージをマウントしていない PC からの実行もサポートされます。 せっ
(1) (2) (3) (4) (deep dive) 連休前、Microsoft 主催で「Windows Server 2012 Community Day」というイベントがあり、 次のような Hyper-V の設計ポイントについての登壇の機会をいただきました。 クラスタリング設計 ネットワーク設計, チーミング ストレージ設計, ODX 量が多くて駆け足になってしまったせいもあり、本ブログで最新情報などいくつかフォローアップしていきたいと思います。資料内で聞きたいことや取り上げて欲しいなどご要望があれば、気軽にお声がけください。 Windows Server 2012 Hyper-V の本格採用に必要なエンタープライズ設計術 http://download.microsoft.com/download/C/F/2/CF2F9D51-5D9E-45FE-B134-D0783220DCE8
(1) (2) (3) (4) 昨年、Windows Server 2012 Hyper-V における SR-IOV (Single Root IO Virtualization) の構築方法をご紹介しました。 SR-IOV とは、通常ハイパーバイザー側にソフトウェア実装される「仮想スイッチ」機能を NIC の中に内蔵するという技術です。Intel-VT の NIC 版みたいなイメージ。 スイッチング処理に CPU 負荷が掛からない レイテンシ(遅延)が圧倒的に小さい 物理 NIC のスループットをフルに発揮できる のように、仮想スイッチのデメリットを克服したシステムを実現できます。 実際 アプリ側が仮想化の条件として推奨し始めている ほか、10Gbps ファイルサーバーやバックアップサーバーといった I/O 系の仮想化 で非常に注目されています。但し、SR-IOV はゲスト側でチーミング
(1) Active Directory ドメインコントローラ (AD) の仮想化は NG? (2) なぜゲストの時刻はずれるのか? (3) AD 仮想化に正式対応する Windows Server “8” (4) Windows Server 2012 の AD 仮想化対応のまとめ Windows Server 2012 がまだ Windows Server“8”と呼ばれていた頃、新機能「Generation ID」と共に WS2012 が AD 仮想化に "正式" 対応すると書きました。 Microsoft もこの部分を強くフィーチャーしていますが、 AD 仮想化にあたっては、気をつけなければならないリスクがあります。 WS2012 も正式リリースされたということで、 「WS2012 にすると従来の何が改善されたのか?」 をまとめてみました。 Active Directory 仮想化の
ホワイトペーパーという体裁ですが、 現時点で一般開示されている日本語資料では 技術的に最も深いと思います。 Windows Server "8" Beta 概要編 http://download.microsoft.com/download/B/B/0/BB097ADA-41A9-410E-A74C-E9122A1A6425/WS8%20Beta%20Product%20White%20Paper%20(ja).pdf Hyper-V 編 http://download.microsoft.com/download/B/B/0/BB097ADA-41A9-410E-A74C-E9122A1A6425/WS8%20Beta%20Hyper-V%20White%20Paper%20(ja).pdf ネットワーク編 http://download.microsoft.com/download/B
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